概要
声:岡田純子
ゲーム「イノセントティアーズ」の登場人物。クロードに仕えるメイドで天使。この世界では天使は人喰いの性質を持つが、作中サラが人喰いする描写はない。年齢は19歳。
神楽慧を生贄にしようと企むクロードから、慧に近づいて恋人同士になるよう命じられて慧に近づいた。
しかし、慧を本気で愛してしまい、だましたことに悩む。クロードに狙われた慧を守ろうとしたときに、サラの純白の翼が漆黒の異形な翼(コウモリみたいな黒い羽根)になり、漆黒の翼を見たクロードから醜いと嫌悪されて捨てられた。
恩人であるクロードが悪事をはたらくのに心を傷め、慧とともにクロードの計画を阻止すべく戦う。
性格は従順でお淑やか。どの相手にも様付けで呼び(慧は呼び捨てで、晴明は【(慧の)お兄様】)、クロードに見切られた後もクロードを「クロード様」と様付けで呼ぶなど、とても礼儀正しい。
クロードから『女の武器を使って慧と付き合え』と命令されたときは、サラは大鎌等の武器を選んで「武器を使って、男の子と付き合うって、なにかしら?」と悩んだりしていたことから、性的なことに関しては知識がない様子で、純真なところを見せていた。
慧に献身的に尽くす健気な少女だが、怒ると相手を殺すなど過激な面も持っている。慧もそのことは知っていて、サラが怒ろうとすると慧が待ったをかけていた。
また、クロードと決別後は、「誰か来たみたい。クロード様のさしがねかしら………ちょっと行って殺してくるっ」と過激な来客対応をしていた。
戦闘では大鎌を振り回して戦うすごいメイドで、いわゆる【ギャップ萌えヒロイン】である。
うたたねひろゆき氏によるキャラクターデザインやイラストでは大人っぽいデザインをしている。しかし、ゲーム中で見られる山内則康氏による作画のサラは幼い印象を与えている。
可憐で清楚なキャラクターデザインと性格設定から、公式イラストではメインで描かれたり、サラのガレージキットが発売されたなど、かがりではなくサラがヒロインとして扱われている。作中でも、サラの苦悩や慧との関係がクローズアップされていて、ヒロインといってもいいほど目立っているので仕方ないことかもしれない。