響リョウ
ひびきりょう
概要
CV:松本保典
本作の主人公。2013年9月22日生の16歳。身長177cm 体重65kg。千葉県千葉市出身。家族構成は両親と妹(ボーグマンだとは知らない)。
正義感あふれる熱血漢で、バイク好き。宇宙飛行士を夢見て「ボーグマン計画」に参加し、ボーグマンへの改造手術を受ける。
しかし妖魔の襲撃にあい、仲間の殆どが死亡し計画は頓挫。その心の傷をオートレースで癒し、今はサイソニック学園の見習い国語教師として働いている。
後に、バルテクターを装着し、メガロシティにて妖魔を相手に戦う道を選ぶ。
宇宙飛行士への夢は絶たれたものの、教師となった事で新たな夢をそこに見出すようになる。
AI搭載のバイク、ロードサンダーは以前からの相棒。劇中で一度破壊されるも、スーパーサンダーに強化改造。引き続き相棒として乗りこなしていく。
サイソニック学園教師見習いになっても、バイクは趣味として行っており、サンダー以外にも水上バイクレースに参加していたりする。
バルテクター装着後
有事に「ボーグ・ゲット・オン!」のボイスコードを用い、サイソニック学園内の基地よりバルテクターを転送。装着する。
バルテクターを装着すると、近接戦闘を得意とする、青色のボーグマンへと変身する。変身後の名称は無いが、企画時には「ゴールド・ボーグマン」の仮名が付いていた。
拳銃のソニックガン(スポンサーおよび大人の事情から、ジリオン銃と同じデザイン)、および格闘戦で戦う。
13話で、ダストジードの剣を奪い、互いに剣で切り結んだ。その際に右手首を切断されるが、14話で修復。その際に手首部分に小型ビーム砲が内蔵され、バルテクター装着時に展開、隠し武器として用いることができるようになる。
ソニックウェポンは「バトル・マシンガン」。巨大なハーネスの上に装備された大型銃で、「バトル・ゲット・オン!」のボイスコードで転送。強力な弾丸を発射し、敵妖魔を殲滅する。
また、自身のエネルギーを拳に溜め、共鳴させつつパンチを放つ事で、敵妖魔を倒す技も有する(名称不明)。
相棒のバイク、ロードサンダーは、リョウの「ソニック・オン!」のボイスコードでロードサンダーの外装が脱着。その後に新たな外装が転送され装着される事で、スーパーサンダーへと変形する。
スーパーサンダーには新転送システムが内蔵され、敵妖魔の「妖魔空間」内でも、バルテクター及び各種装備を転送させる事が可能となる。
また、スーパーサンダーにリョウが乗り込み、両サイドにチャックとアニスを乗せ、三人で敵妖魔に体当たりする「トリプルアタック」は、大型の妖魔ですらも葬ってきた。
余談
後年のOVA「Lovers Rain」では、自身を追い込んだために右手首が動かなくなってしまった。これは精神力も関係しているらしく、問題が解決するとともに再び元に戻る。
また、数年後にはアニスとアメリカで同棲し、NASAでロケットの製造及び打ち上げの仕事に就いている様子が、OVA「ザ・ボーグマン ラストバトル」で描かれている。
企画時には「夏目想太郎」という名前だった。
本人は「夏目漱石の子孫」……と思い込んでいたが、実際は苗字が同じだけで無関係という設定を持っていた。決まりを破って当然と言う、破天荒な教師キャラとして想定していたらしい。
また、アニメ誌で記述された設定によると、10代前半でバイクレーサーとして天才的な才能を発揮し、チャンピオンになっていたらしい(その技術や知識をどこで得たのか、なぜ宇宙飛行士をそこから目指し、ボーグマン計画に参加するようになったかは、設定では語られていない)。