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ストーリー

西暦2030年、東京湾上に建設された新都市メガロシティは異次元の存在「妖魔」の集団=犯罪結社GIL(ギル)の侵略を受ける。
メガロシティを守るため、響リョウ、チャック・スェーガー、アニス・ファームの3人は科学者メモリー・ジーンによって開発された強化服「バルテクター」を身につけ「ボーグマン」となってGILに戦いを挑んで行く。

概要

1988年4月から12月にかけて、日本テレビ系列局の一部に加えてテレビ朝日系列局約1局にて放送された。
前年の『赤い光弾ジリオン』に続くセガ提供作品第2作目。
ボーグマンだけでなく、小学校教師としても働く主人公3人と生徒たちの心の交流を描くが、実際はリョウ達が学園に来て犯罪組織『Gil』壊滅に9週間程度掛かった攻防戦である(月刊アニメディア 1989年2月号小冊子 BORGMAN Lastmemory参照)。

菊地通孝デザインによる新味あるキャラクター(特にヒロイン・アニスの人気は高く、現在でもpixivの当タグは8割近くがアニスメインの絵)、当時人気のロックバンド・EARTHSHAKERによる主題歌など見どころや話題性には事欠かず、高年齢層のアニメファンには一定の人気を得、後に続編など数本のOVAが製作されている。その反面、関連玩具の売上は低迷しTVシリーズは全35話で終了となった。

一応は数々の裏設定があり、短編小説などがアニメディアに掲載された。また、「ティラノ-剣狼伝説魔空界編-」でも、剣狼の使い手のひとりとしてリョウが登場している。
ただしこれらの設定は、劇中とは矛盾点が多く、整合性も取れていない
また、劇中ではこれらの設定は活用されず、多くの点が説明不足のままで終わっている(下記余談も参照)。

玩具は、

  • アーマー脱着可能なアクションフィギュア「バトルフィギュアシリーズ」、
  • 超高速光線銃ジリオンの金型を流用した「ソニックガン・ジリオン」、
  • リョウの右手首に14話から内蔵された火器「スコープブラスター」、
  • ソニックシステムというテレビの光を利用して稼働する「スーパーサンダーセット」「ガンウォーリア」(これらはバトルフィギュアを乗せて遊ぶことが可能)。
等が発売された。
ソニックシステムは、変身アイテムである「ソニックレシーバー」に搭載しているコントロールユニットを、それぞれのメカに装着。そこから連動するシステムだった。

セガがゲームメーカーという事もあり、セガマークⅢ/マスターシステムのタイトルとしても発売されたものの、話題性はメガドライブの陰に隠れてしまっている。

登場人物

ボーグマンチーム関係者

【放送開始記念】超音戦士ボーグマン 変身前


※ボーグマンチーム三名。
手前から、響リョウ、アニス・ファーム、チャック・スェーガー。

超音戦士ボーグマン 響リョウ


主人公。サイソニック学園の国語教師。正義感の強い熱血漢でノリが良いが、周囲に気を配る冷静な判断力を有する。青いバルテクターを装着し、接近戦を得意とする。
元はボーグマン計画の参加者で、宇宙飛行士志望だった。

《超音战士Borgman》-杰克.史威格(Q版.水性笔+水彩笔)


リョウの相棒。サイソニック学園の体育教師。リョウと同様にお調子者な一面を持つが、ここぞという時には決める。緑の重装甲バルテクターを装着し、砲撃戦を得意とする。リョウ同様にボーグマン計画の参加者で、宇宙飛行士志望。リョウとは同期だった。

アニス・ファーム


三人目のボーグマン。サイソニック学園の数学教師。控えめではあるが、戦闘時には二人に引けを取らない活躍をする。赤色のバルテクターを装着し、電子戦を得意とする。元は、ボーグマン計画には無関係な一般人で、延命のためにボーグマンへの改造手術を受けている。

メモリー


サイソニック学園の学園長。元はボーグマン計画の中心人物であった科学者であり、ボーグマンチームの司令塔。基地よりボーグマンたちへ指令を下し、サポートする事で、ともに妖魔と戦っている。クールな完璧美女だが、母性も強く、子供達を守りたいという想いは人一倍強い。

メモリーとともに、ボーグマン計画に携わっていた科学者。メモリーがボーグマンたちを妖魔に対抗する戦士として用いる事に反対し、世界警察に働きかけてファントムSWATを結成させた。後に、妖魔に襲われて死亡。
ただし、メモリーに完全に反対しているわけでもなく、新型転送装置の起動パスワードを「メモリー」としているように、彼女の事を自分なりに想っていた。

世界警察関係者

ファントムスワットの美姫(ボーグマンより)


世界警察の対妖魔部隊「ファントムSWAT」のリーダーで、桂コンツェルンの令嬢。
ボーグマンと当初は敵対するも、ともに妖魔へ戦いを挑む仲間として、後に協力する。

メガロシティ世界警察の所長。恰幅の良い男性で、メガロシティの治安を一手に引き受けている。立場上、美姫およびファントムSWATの上司。

サイソニック学園生徒・教師

サイソニック学園の生徒。詳細は当該項目参照。

モーリー・ラングォルド


サイソニック学園の女生徒。当該項目を参照。

学園の生徒。いわゆるガキ大将で乱暴者だが、根はそう悪くない。
学園の生徒。他の生徒たちより目立たない。1970年代の駄玩に興味を示していた。
  • 林マリモ(CV:松岡洋子)
サイソニック学園の教師。リョウの上司的存在。

犯罪結社「GIL」

本作の敵「妖魔」の首魁であり、「犯罪結社GIL」の首領。もとはメモリーおよびフリッツとともに、ボーグマン計画に携わる科学者であった。何らかの理由で妖魔に取り付かれ、メガロシティ制服を企み、それを実行する。後に「妖魔王」に生まれ変わる。

ダスト・ジード 詰め合わせ


妖魔の幹部。戦闘用ボーグマンであり、専用のバルテクターを装着する。

メッシュの部下で、GILの幹部。元はメッシュ同様に科学者だったらしい。自身の身体を獣のように生体改造しており、動物型の妖魔「妖魔獣」を主に使役する。18話で、メガロシティに落とした複数の「妖魔石」の最後の一つを落とすため暗躍。自身も出撃しボーグマンに相対するが、トリプルアタックに敗れる。
同じくメッシュの部下で幹部の、元科学者(天才発明家だったらしい)。身体をメカニックで改造しており、機械型の妖魔「妖魔機械」を使役する。
ジードを妬ましく思い、13話にてリョウと戦うジードを、ともに始末しようと目論むが失敗。逆にジードにより粛清される。

自分を形作った作品(シリーズ)


※画像右手前。
メッシュの部下で妖魔の女性幹部。元は科学者(医師だったらしい)で、人型妖魔「妖魔人」を使役する。幹部たちの中では最後まで生き残っている。
26話で負傷しつつ帰還するも、それまでの失敗の責任を取らされ、ジードにより粛清。しかし死の直前に囚われのアニスとチャックを助け出し、ジードへの復讐を懇願しつつ絶命する。
なお、彼女たちがなぜ科学者から妖魔の幹部になったかという理由や経緯は、劇中に説明が無く不明。
設定では、元は天才的な医師であり、学会で「人体全てを改造すべし」という人体総改造諭を発表。それが元で学会を追われたという過去を有しているらしい。

  • ヴェーダ(CV:塩屋浩三)
メッシュの部下で幹部の小柄な老人。いつも「フォッフォ」と不気味に笑うだけで、時折遊び半分で作戦に参加しているだけの存在だった。
作戦以外にも、メガロシティで開催された水上ボートレース大会に、暇つぶしと遊びで参加。同じく参加したリョウとも顔見知りになっていたりする。
しかし、実はメッシュ以上に妖魔に近しい存在だったらしく、立場もメッシュより上らしい事をにおわせていた。
彼に渡していた妖魔の力を込めた短剣を、力づくで取り上げ、追い詰められていた彼を培養層の中に入れ、妖魔王へと変貌させている。
メモリーに隙を付かれて短剣を奪われ、その短剣に刺されて消滅する。
当初はただのギャグメーカーの予定だったが、後に妖魔(およびGIL)の黒幕的存在として設定変更したらしい。ただし、説明や描写がほとんどなく、その目的や真意、本性、メッシュをたぶらかした理由などは、一切が不明。

妖魔

本作の敵。メッシュや三神官の命令を受け、メガロシティ奪取に暗躍。人型の「妖魔人」、動物型の「妖魔獣」、マシン及び兵器型の「妖魔機械」に分類される(ただし、人型でも妖魔機械にカテゴリされる個体も存在しており、やや分類は緩い)。
幹部の妖魔が召喚する「妖魔工場」の力により、二種、および三種がそれぞれ合体し、パワーアップする事も可能。
二種合体は、妖魔人と妖魔獣で「妖魔獣人」、妖魔獣と妖魔機械で「妖魔機獣」、妖魔人と妖魔機械で「妖魔機人」、
妖魔人、妖魔獣、妖魔機械の三種が合体すると「妖魔機獣人」(別名トリプルモンスター)と、それぞれ呼称される。
また、終盤になると妖魔を統べる巨大な「妖魔王」が出現する。

その素性は、「異空間に存在する魔物」ではあるが、はっきりとした説明はアニメ誌でも行われておらず、詳細は不明である
(また、当時のアニメ誌の記事において。本作の設定に関してはいささか不正確である。下記余談を参照)

劇中では、1999年に巨大な水晶状の石塊「妖魔石」をメガロシティに魔法陣を描くようにして落としたが、5個目は不完全だった。
それを落とし、メガロシティ全体を覆う巨大な魔法陣を完成させ、その内部に妖魔空間を発生。そこから世界征服を企む……というのが目的だったらしい。
終盤シティ中心部に巨大な妖魔王を復活させ、シティそのものを妖魔空間に変化させていた。しかしボーグマンの尽力により、妖魔王は別次元へと強制転送。シティにはびこっていた妖魔も、それに伴い全てが消失したと思われていた。
しかし、僅かな残存勢力が生き延びており、数十年後の続編(ボーグマン2)で暗躍する。
この時点では、世界警察も小妖魔(妖魔獣)程度の対抗策は執られてはいる。しかし強力な妖魔使いには抵抗出来ていない。更には、妖魔の血を引く人間の存在も確認されている。

ボーグマン計画

本作に登場するサイボーグ「ボーグマン」が、本来行うはずだった宇宙開発計画。
宇宙飛行士の身体をサイボーグとして改造。それに物質転送装置を用いて、重作業用装甲や各種開発用装備を転送し運用する事で、過酷な宇宙および惑星の環境に対応しつつ調査開発を行うという計画だった(ただし、劇中ではあまり語られておらず、アニメ誌の記事などでも記述がほとんどなかったため、詳細は不明)。
作中に主人公三人が装着するバルテクターは、ボーグマン計画における装備を対妖魔に転用したものである。
また、劇中でもわずかではあったが、サイボーグに改造された後にリハビリを行うリョウや、バルテクターのプロトタイプと思しき装甲服が描かれている。
メガロシティの、建造中のスペースポートにて、数十名の宇宙飛行士たちがこの計画に参加していた。が、妖魔と化したギルバート・メッシュにより、リョウとチャック以外の参加者は全員死亡。更に、唯一戦闘用に作られたボーグマン(他のボーグマンが暴走した時の抑止力として用意されたらしい)のみを拉致し、メッシュは消える。
計画に参加していたメモリーは、メッシュおよび妖魔に対して対抗策を用意せねばと考え、リョウとチャックとともにボーグマンチームを設立し、劇中に至る。

ボーグマン

本作の主人公たち三名が、生身の肉体に人工筋繊維や電子機器を内臓。更に外部装甲を纏った所謂二重サイボーグ
本来は宇宙開発計画の中心を担う存在だったが、妖魔のメガロシティ侵攻に伴い、戦闘用に転化し、劇中に至る。

特殊装甲「バルテクター」を基地内より転送、装着する事で、装甲服に身を包んだ戦闘形態へと変身する。
バルテクターを装着していない変身前の状態でも、巨大な岩塊を投げつけたり、高所へと跳躍、強化された視覚で弱点をサーチするなど、驚異的な能力を劇中で見せていた。
リョウおよびチャックは、本人に合わせたボーグマン改造手術が施されているが、アニスのみ、不慮の事故で重傷を負い、延命処置で他者のボーグマンシステムを用いている(適合したのは全くの偶然で、奇跡的に拒否反応も無かった)。

ただし、人体のどの部位をどの程度改造したのか、動力源は何かなど、サイボーグとしての具体的な説明は本編中及び各記事でもほとんど行われておらず、詳細は不明。アニメディアの付録冊子SSでは、破損した体内の部品を交換していたが、その描写や具体的な方法は記載されていない。
なおアニメ誌では、生殖行為は可能らしい事がわずかに記述されていた(「赤ちゃんも産める」というキャプションがあった)。

バルテクター

ボーグマン三人が、腕にはめているソニックレシーバーに「ボーグ・ゲット・オン!」のボイスワードで、基地から転送し装着する強化装甲。装着する事で、ボーグマンの様々な能力が強化される。
拳銃型のソニックガン(ジリオン銃からデザインを流用している)を装備している他、体内のエネルギーを集中させて、拳で殴りつけるとともに敵妖魔に流し込み、倒す事が可能。
それぞれ用途が分かれており、リョウはスピード重視の接近戦仕様、チャックは重装甲火器掃討・支援仕様、アニスは電子戦仕様と、それぞれ異なる。
また、チャックは大口径火器・ソニックバズーカを装備。これは複数存在し、他の二人も使用が可能。

装着時のデザインモチーフはロボコップ。そのため、全員ヘルメット装着時には、バイザーで顔の上半分は隠れているが、口元は露出している(劇中一度だけ、マウスガードが閉まる描写があった)。

※続編に於いてチャックが開発した次世代バルテクターは、基本武装も統一され、口元は防御用にクリアパーツで覆われている。

ソニックウェポン

「バトル・ゲット・オン!」のボイスワードとともに転送される、ボーグマンたちの大型火器。それぞれ据え置き型の兵装であり、移動させる事は困難。そのため、必殺技のように用いていた。
リョウ専用「バトルマシンガン」、チャック専用「バトルランチャー」、アニス専用「バトルソーサー」の三種が存在する。玩具では、それぞれフィギュアと絡めて遊ぶことができた。実際に付属しているBB弾や円盤状の弾丸を装填し、発射させるギミックを内蔵している。

ロードサンダースーパーサンダー

リョウが常時から愛用しているAI搭載型バイク。ロードサンダーは劇中で一度破壊された後、スーパーサンダーに変形するように新型転送装置が内蔵され、妖魔の特殊空間である「妖魔空間」内でも転送が可能となる。

ビーグルヘッド

チャック専用の、大型戦闘装甲車両。巨大な砲を搭載しており、車体上部にはコクピットを兼ねた砲座が設置。そのシートに座り操縦、及び砲撃を行う。

ガン・ウォーリア

11話より登場した、大型パワードスーツ。某映画に登場した、某パワーローダーに若干似ている。ボーグマンが乗り込み、胸部の重装甲と、パワーを用いて戦う。左腕には強力なマニピュレーターを装備し、左手首から鎖付きのパンチとして発射が可能。右腕は大型ガトリング砲となっており、妖魔に大ダメージを与える事が可能。胴体部には大型ミサイルも搭載している。
スーパーサンダーとともに、玩具化された。別売りのソニックレシーバーのチップを装着させ、歩行させるギミックが内蔵。また、ボーグマンフィギュアも乗せられる。
初登場時にはリョウが乗っていたが、次第に専用機を持たないアニスが主に乗るように。

メガロシティ

本作の舞台。
東京湾内の巨大人工島に建設された巨大都市であり、その中央部には象徴的な女神像が付いた巨大建造物「メガロビル」が建っている。
妖魔の侵略目標でもあり、1999年にこの周囲に巨大な「妖魔石」が落下して、五芒星を描くように周辺に屹立している(妖魔石はその後、巨大で除去も出来ず、放置)。
移民が多く、日本人以外にも多くの外国人が流入し、市民となっている。市内はインフラが整備、市民は配布されたカードを用い、モノレールなどを無料で利用できるらしい。
また、過去の(80~90年代)電化製品を展示した博物館も存在。博物館では当時の電化製品の一つとしてセガのゲーム機も展示されており、ある事件で過去から蘇った少年がプレイしていた。
シティ中心部に建つメガロビルは、巨大な情報記録媒体および情報処理装置とも言える施設であり、シティ内のあらゆる情報が記録されている。妖魔は一・二話でここを襲撃し、メガロシティに関するデータを奪取、後の侵略活動に使用していた。
内部には、民間人が使用できる情報端末が存在。アニスが劇中で大量のデータディスクを持ち込み、データ処理を行っていた(ちなみに作品放送当時は、一般層にはインターネットの概念は無きに等しく、個人でPCを所有している者も少なかった。そのため、情報処理は情報端末の存在する施設に、記憶媒体に移したデータを所持して持ち込み、処理する必要があった)。

メガロシティ周辺地域には、かつての東京23区を含んだ旧市街地が残されているが、妖魔石が落下後に、復旧されず廃墟のまま放置されている。
そこに存在する「グレイタウン」では、多くの孤児や貧困層が集まり、独自のコミュニティを形成して生活。孤児たちの中には、学校にも通わずに過ごしている者も多い。
また、蒸気機関車および地下鉄がそのまま残っており、地下鉄の一部路線はメガロシティ市内にも続いている。最終回近くでメガロシティ内の各種交通機関と乗り物が、妖魔により電磁波で使用不能になった際。世界警察は一般市民の避難にこれらを用い、避難を成功させた。

また、かつては宇宙ロケットの発着場となる「スペースポート」も建造されていた。
宇宙飛行士たちの訓練施設も兼ねており、発着場自体が建造中に、リョウとチャック、メモリーは、他のボーグマン被験者たちともに、この施設で宇宙飛行士としての各種訓練、およびボーグマンへの改造手術を行っていた。
しかしメッシュが襲撃し、その際に破壊されて、リョウとチャック以外のボーグマン被験者は一人を除き全員死亡。そのため、施設はすべて閉鎖。発着場の建造も途中で中止され、そのまま放置されている。

世界各国は、このメガロシティの状況は不明瞭で懐疑的であったが、妖魔王が出現した事で真実を知る事となる。海上に駐留していた艦隊は、妖魔王の姿を確認した後、ミサイルおよびレーザーでの攻撃を加えた。しかし効果は無く、妖魔王からの反撃で全滅に追いやられている。

OVA「ラストバトル」では、より都市化が推進するが、グレイタウンのようなダウンタウンもそのまま存在し続けており、格差が生じている。

主題歌

OP
「DON'T LOOK BACK」
作詞:西田昌史 作曲:石原慎一郎 編曲・歌:EARTHSHAKER

「夜をぶっとばせ!」
作詞:柴山俊之 作曲・編曲:Marcy 歌:HIPS
ED
「FOREVER」
作詞:西田昌史 作曲:永川敏郎 編曲・歌:EARTHSHAKER

「TENDER」
作詞:寺田恵子 作曲:Marcy 編曲:西村麻聡 歌:HIPS

サブタイトル

話数サブタイトル
第1話妖魔が来る。ボーグマン登場!
第2話誰だ!第3のボーグマン
第3話悪夢を破れ!ソニックパワー
第4話最強の敵・ダストジード
第5話スーパーサンダー発進せよ!
第6話スーパーサンダーVSゴーストライダー
第7話妖魔人ドロルの不思議な世界
第8話花が襲う!!少女が見た花の妖精
第9話妖魔が吠える水上レース
第10話妖魔兵器!過去から来た少年
第11話パワー最強!ガンウォーリア登場
第12話妖魔石からの脱出
第13話血戦!リョウ最期の日
第14話立ち上がれリョウ!ボーグマン暗殺指令
第15話見たぞ!先生がボーグマン
第16話美女の罠!映画スターチャック大ピンチ
第17話ピエロが笑う!妖魔ランドの怪事件
第18話メッシュの謎!赤き星の落ちるとき
第19話妖魔都市!不思議の国のアニス
第20話ドクター・メモリー瞳の中の戦士たち
第21話真夏の夜の悪夢!妖魔からの贈り物
第22話海からの恐怖!ぼくたちの冒険旅行
第23話シンジを救え!襲われたボーグマン基地
第24話激突!ファントムスワットVSボーグマン
第25話恐怖の罠・死闘!妖魔界
第26話決死の脱出!最強の敵、妖魔将あらわる
第27話崩壊の序曲!ギルトライアングルを攻略せよ
第28話アニスの決意!この子たちは、私が守る
第29話崩壊の日!メガロシティクライシス
第30話緊急指令!移動基地発進
第31話絶体絶命!閉じこめられたメモリー
第32話粉砕せよ!ギルトライアングル攻防戦
第33話妖魔城出現!終末へのカウントダウン
第34話叫びは空に!ダストジード死す
第35話妖魔王復活!さらばボーグマン


余談

本作は、当時に流行していた、「聖闘士星矢」から始まる「鎧モノ」の一作という側面も持つ。

当時はキャラデザインおよび、ヒロインキャラのアニス・ファーム人気で、アニメ誌を席巻していた。

しかし、本作は説明不足が顕著であり、世界観や基本的な設定などはもちろん、登場人物たちの目的や動機、心情などが、ろくに語られないままで終わってしまっている

実際、敵方の妖魔に関しても、具体的に何者で、どういう存在で、なぜメガロシティを狙っているかの理由は、劇中のみならず、アニメ誌に掲載された記事や設定などでも説明が全くなく、語られていない。また、ボーグマン計画や、妖魔側の幹部および彼らの過去、動機、目的など、そのほとんどが不明のまま、もしくは説明不足で終わっている

加えて、アニメ誌に掲載された本作の設定も、初期設定および想定段階・準備稿、没設定をそのまま記事にしたものも少なくはない
その結果、
「本編中では描かれていない」あるいは「整合性がとれておらず、反映もされていない」……と言う点が多々見られた
「リョウはバイクレースで優勝した」「チャックは傭兵で世界各地の戦地を転々とした」「アニスは歌手志望」といった設定は、全て初期の設定であり、決定稿では没になっている。没設定ゆえに、これらは本編中では反映もされず描写も無い。しかし、アニメ誌で記事化されていたために、現在でも公式設定と誤解しているファンも多い。

また、キャラクターのパーソナルデータに関しても、アニメ誌の記事に記載されているデータと、別のアニメ誌の付録に記載されていたデータとは異なる事も多い

実際の所、異なるアニメ誌で同じ内容の記事を見比べると、異なっている点が多々あり、どちらが正しいのかも公言されていない。
例として、アニスの誕生日は、
公式では2月5日、
シリーズ構成の執筆によるアニメージュ誌付録の記述では4月17日。
家族構成は、
アニメディア誌の記事では父レクノス、母ニアと弟アントンがロスに在住。
上記アニメージュ付録の記述では、両親の名前は伏せられ、弟の存在は消されている。

また、作劇上でもスタッフ間での設定の整合性・統合性が取られていないと思しき点も少なくない

このような当時の状況から、アニメ誌の記事に掲載された本作の設定は、いささか不正確で信憑性に欠けるものである事に注意

加えて、玩具や関連商品(ソニックガン=ジリオン銃など)の劇中における販促も十分とは言い難く、その魅力も伝わっているとは言えないものに。

更に、当時は人気の割にムックや資料集、関連書籍なども児童向けを除きほとんど出ておらず(デザインの設定画は出ていたが、文芸的な設定集は皆無)、シリーズ構成・園田英樹氏の手による小説が出ると予告されるも、それも未発売のまま現在に至っている。
TVシリーズの後、後日談のOVAが二本、一応の続編となる「超音戦士ボーグマン2」が全三巻で製作されるにとどまる。
詳細は下記続編を参照。

また、アニス人気は、「マシンロボ・クロノスの大逆襲」のヒロイン、レイナ・ストールと共演するOVAが企画されるも、実現はならず。結果、菊池氏がデザインした新ヒロイン「ライカ・ストレンジ」とレイナが共演する「ライトニングトラップ レイナ&ライカ」として実現する。

センシティブな作品


※ちなみに、同OVAが企画された際、東宝がアニスの使用許可を認めなかったため、その代わりにライカがデザインされた。ライカもまたサイボーグ化された女性エージェントであり、アナザーアニスとも言える存在である。しかし、「ライトニングトラップ」の作品内容は「クロノスの大逆襲」及び、レイナが主役のOVAシリーズ「レイナ剣狼伝説」、そしてボーグマンの各作品とは全く関連性は無い。

続編

本編終了後、OVAで続編が製作された。

  • 超音戦士ボーグマン Madnight☆gigs!
いわゆるミュージッククリップで、OP・EDの他、劇中使用曲にTV本編からの映像を付けている。
EDの「FOREVER」では、新作映像が作られ、本編の終了後の様子が描かれた。
なお、キャラデザインの菊池道隆氏は、本編中の作画監督も切望していたが、諸事情によってそれは叶わなかった。本作の新作映像で、ようやくその念願がかなう。
  • ザ・ボーグマン ラストバトル
本編終了後、89年に発売。
本編の3年後を描く。かつてメモリーとともにボーグマン計画に携わっていた科学者、カーチス・火鷹による「ボーグマン・オメガ」と、ボーグマンとの戦いが描かれる。
同時期、菊池氏は「冥王計画ゼオライマー」に参加して多忙だったために、キャラデザインは別の人物(本橋秀之氏。氏はTV本編中でも作画監督を務めた)に変更されている。
本作でリョウとアニスは渡米し同棲、リョウはNASAに勤務している。また、チャックは世界警察の教官になっている。
転送せずにバルテクターを装着、アニスは囚われてしまいほぼ活躍が無し、リョウは大幅に弱体化と、TV本編中の活躍と比較すると若干パワーダウン気味。
なお、妖魔は登場しない。
本作は劇場公開もされており、OVA版「バオー来訪者」と同時上映された。
  • 超音戦士ボーグマン LOVERS RAIN
90年に発売。
本編とラストバトルとの間に起こったエピソードを描く。
本編中では希薄だった、リョウとアニスのラブストーリーが描かれる。
妖魔の最終決戦後。メモリーの死の悪夢にうなされるリョウは、自身のサイボーグ体の不調、特に右手首の動作不良に悩まされる。アニスが看護するも、それを突き放してしまうリョウ。
しかしこれは、妖魔の生き残りの罠だった。
本作は菊池氏が作画監督を行い、新たにキャラデザインも書き下ろされている。また、ラストバトルには無かった「バルテクターの転送・装着シーン」も描かれている。
なお、ダストジードのバルテクター装着シーンは、本作のOPでようやく初披露となっている。
本作も劇場公開されており、「魔物ハンター妖子」と同時上映された。
28年後を舞台にした続編。OVAで全三話がリリースされた。
メガロシティに新たな妖魔が出現し、新世代の新たなボーグマンチームが結成される事に。
新世代ボーグマンチームは、ケン・南井、コーツ・ガードナー、サラ・クレッセの三名。不慮の事故でボーグマン化したケンは、行方不明の妹イライザを攫って妖魔に洗脳した「妖魔マスター」へと戦いを挑む。
過去シリーズからのキャラは、年老いたチャック、および保管されていたスーパーサンダーのみが登場。
メインキャストおよびメインキャラ全てを一新しているが、あまり人気は出ず、セールス的に芳しくない結果に終わる。
菊池氏がキャラデザインを担当しているが、後年に「乗り気ではなかった」と述懐している。

映像媒体

TVシリーズ本編のVHSビデオテープは、数話をピックアップしたもの(いわゆる「ベストセレクション」)のみが1988年当時に発売された。本編全話はテープでは未発売
OVA(ラストバトル、LoversRain、ボーグマン2)および「MADNIGHT☆GIGS!」は、全てVHSテープで発売されている。
97年に、TVシリーズ全話が、LDボックス全三巻で発売された。
DVDもTVシリーズを収録したものは出ていなかったが、2002年に、OVA全シリーズのみを収録した「超音戦士ボーグマン THE MOVIE COLLECTION」が発売された。
2011年に、TVシリーズ全話、OVA全シリーズを収録したブルーレイボックス「超音戦士ボーグマン BD SONIC POWER COLLECTION」が発売される。完全版との触れ込みだったが、「MADNIGHT☆GIGS!」は未収録
現在、上記製品はいずれも絶版。
2022年6月29日に、フロンティアワークスより、『「超音戦士ボーグマン」シリーズ・コンプリート BD-BOX』が発売。
上記ブルーレイボックスのTVシリーズ全話とOVA全シリーズに加え、「MADNIGHT☆GIGS!」を収録した、真の意味での完全版と言える収録内容に。映像もデジタルリマスター化している。

また、2022年6月28日には上記ブルーレイの発売を記念し、TVシリーズ本編13話のみがTOKYO MXで放送された。

関連作品

未来警察ウラシマン
超獣機神ダンクーガ
赤い光弾ジリオン
機甲警察メタルジャック
宇宙の騎士テッカマンブレード
:ハイテク兵器を使用する少人数チーム、主人公に当時の若手声優を起用、ウラシマンとジリオンとテッカマンブレードを除き放送短縮の憂き目に遭う共通点繋がり。
なお、

……という共通点がある。
大魔獣激闘鋼の鬼
:同じく、スタッフの一部が重複しているOVA。また、劇中に登場した巨大な魔獣「鋼」「怒鬼」は、本作の「妖魔王」のモチーフである。
ウルトラマン80
1980年1981年円谷プロ製作・TBS系列局ほかで放送された特撮ヒーロー番組。
当初は桜ヶ丘中学校の教師と防衛チーム・UGM隊員の二足のわらじを履いていたが、諸事情で教師設定は消滅。その代わり後半は少年少女の交流を描く展開となった。
ボーグマンは、企画時に本作のテイストが入れられている。
地球戦隊ファイブマン
:ウルトラマン80から丁度10年、超音戦士ボーグマンから2年後の1990年1991年に放送された特撮ヒーロー番組。ニュータウン小学校の教師設定があったものの、1話限りで消滅。その後「少年少女との交流を描く」と言う、ウルトラマン80と同じ運命を辿った。
また、ボーグマンのデザイナーである大畑晃一氏も、本作に参加している。
地獄先生ぬ~べ~
週刊少年ジャンプに連載されていた怪奇漫画で、ウルトラマン80、超音戦士ボーグマン、地球戦隊ファイブマンが果たせなかったコンセプトを完遂。

戦姫絶唱シンフォギア
:2012年から2019年までに放送されていたアニメ。主人公チームがアーマーを装着、音響(主に歌)を利用して敵を倒す、敵が異次元から攻めてくるなどの共通点がある。主人公に『響』が付くことと半ば人外になるのも共通。

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