CV:井上和彦
概要
サイソニック学園保健体育教師。16歳。
元々はボーグマン計画に携わり、宇宙飛行士となるべく、自身の肉体の一部を機械に置き換えていた。
しかし妖魔によって仲間の殆どが死亡。後にバルテクターを装着して、メガロシティで妖魔と戦う道を選ぶ。
人物
ハンサムで軽口を叩く青年で、リョウとはボーグマン計画の頃からの知り合い。時には喧嘩もするが、良いコンビとしてお互いうまくやっている。
体育教師であるゆえ、身体能力は高い。ややお調子者な一面もあるが、基本は紳士的かつ、リョウに匹敵するほどの正義感を有する。
見た目が整っているためか、劇中では映画のスタッフとして呼ばれた事もあった(役者ではなくスタントマンだったが)。
後に、メガロシティ世界警察の特殊部隊「ファントム・スワット」の女性リーダー、桂美姫と出会い、恋仲となる。
バルテクター装着後
「ボーグ・ゲット・オン!」のボイスコードで、バルテクターを転送、装着する。名称は無いが、企画時には「アイアン・ボーグマン」と仮名がついていた。
リョウおよびアニスに比べ、若干大型で装甲も厚い。両肩の装甲も他二人に比べて大型化しており、そこに大型火器のソニックバズーカをマウントする事が可能。
接近戦および格闘戦もこなせるが、火器による狙撃・砲撃を得意としている。また、その腕力は三体中最強。
ソニックバズーカ、およびソニックガンを武装に持つ。リョウのように、拳での必殺パンチも使用可能。
「バトル・ゲット・オン!」のボイスコードで、ソニックウェポン「バトルランチャー」を転送し用いる。
専用の乗り物として、普段から乗っている四輪バギーを用いる。ミサイルランチャーを装備しているが、妖魔にはあまり効果的な打撃は与えられず、もっぱら変身前からの移動手段として用いていた。
後に、対妖魔用の特殊戦闘装甲車「ビークルヘッド」が与えられる。
余談
数年後を描いたOVA「ザ・ボーグマン ラストバトル」では、メガロシティで美姫と同棲。世界警察の教官として働いていた。
更なる後日談「ボーグマン2」では、世界警察の所長として、貫禄のついた姿になって登場する。
アニメ誌では、過去の設定として、
『幼少期は太り気味の少年でいじめられっ子』
『スクールでスポーツをやり始めて才覚を発揮し、筋肉質の身体に』
『その後に宇宙飛行士を目指し、ボーグマン計画に参加』
といった内容のものが掲載されていた。ただしこれらは劇中には反映されていない。
また、この他にも、
『元傭兵。過去には、世界各地の戦地を転戦する傭兵として戦場を渡り歩き、現在に至る』
という設定も掲載されたことがあるが、時期的に何歳ごろで、どのくらいの時期を傭兵として活動していたのか、どの戦場をどのように戦ってきたのかなどは一切が不明。当然ながらこの設定も、劇中で反映されていない。
(当時から誤解しているファンも多いが、この設定は初期稿であり、決定稿では没になっている。そもそも16歳という年齢で、上記の内容を矛盾なく取り込む事自体、無理がある)