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CV:山寺宏一

概要編集

響リョウの専用バイク。

市販のカスタムバイクに、会話も可能な人工知能『サンダー』を搭載している。

バイクとしては、リョウの手によりフルチューンナップされており、性能は髙い。

また、メモリー・ジーンを母親のような存在と認識。後述するスーパーサンダーへの改造は、彼女の手により行われている。

立体映像の投影や、自力走行機能などが内蔵されている。サンダーが居なければ、リョウは教師としての知識が底上げできなかった、らしい。


サンダーのAIとしての性格は人間臭く、相棒であるリョウとは軽口を叩き合っている。

前部に武装(二連装のビーム砲)を内蔵しており、リョウたちボーグマンらが妖魔と戦う際にも援護していた。ただし妖魔に対しては威力は弱く、決定打とはならなかった。


妖魔が出現すれば、「妖魔反応」として感知するセンサーを内蔵している。これにより、暗躍する妖魔の捜索および探知機としての役割も有しているが、反応の原理は劇中設定に説明が無く、不明。


一度破壊されるも、メモリーにより修理と強化改造を施される。

その際に、元『ボーグマン計画』のスタッフ『フリッツ・K・リデル』が、死の間際に遺した新型転送システムが搭載され、スーパーサンダーへの変形機能が追加された。これにより、通常の転送が不可能な「妖魔空間」への突入と転送が可能となる。

なお、フリッツは新型転送システムのパスワードを、『MEMORE JEEN』としており、ボーグマンチームに反対はしていたが、彼なりにメモリーを想っていた様子。


基本データ編集

全長:262cm

重量:144kg

最大出力:180ps

最大速度:310Km/h

動力:ハイドロイオンエンジン

武装:二連装収束ビーム


余談編集

AIのサンダーは、セルフパロディのドラマCDでは、リョウが生徒のモーリーに気がある……という噂を知り、嫉妬する様子を見せていた。


なお、山寺宏一氏は、敵キャラであり、リョウのライバルである「ダストジード」と兼任。「主人公の相棒と宿敵」を見事に演じ分けており、芸達者な一面をこの頃から見せている。


スーパーサンダー時に行っていた体当たり攻撃「トリプルアタック」だが、OVA「Lovers Rain」では、スーパーサンダーに変形せず、ロードサンダーのままでリョウとアニスの二人を乗せ、体当たりを行っている。


関連タグ編集

バイク AI 人工知能

ソニックサンダー:企画時の仮名。


ナイトライダー:人工知能「KITT」を搭載したコンピューターカー「ナイト2000」が登場するアメリカの連続ドラマ。リョウとサンダーの掛け合いは、本作のKITTと主人公マイケル・ナイトとのそれをモチーフにしたらしい。

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