原案:六月十三
キャラクター原案:宮尾岳
概要
古より妖魔と戦い続ける魔狩人・魔物ハンターの第108代目となってしまった女子高生、真野妖子の恋と戦いを描く物語。
80年代以降の美少女作品の一ジャンルとして定着していた「剣を持って戦うヒロイン」の流れを汲みつつも、ビキニアーマーに象徴される洋風・ファンタジー路線に偏重していた既存の作品とは一線を画す、チャイナドレス姿の妖子のコスチュームデザインが注目を集めた。
また変身時における前口上と、キューティーハニーを髣髴とさせる変身途中のヌードシーンがシリーズの定番となっている。
戦闘では頻繁に服が破けるというサービスシーンも。
登場人物
真野妖子
神崎あづさ
当該記事参照。
小川千賀子
※画面右端
妖子の親友。丸眼鏡をかけた妖子の同級生で、食い意地がはっている。
真野マドカ
妖子の祖母で、第107代目魔物ハンター。老いてもなお豪放磊落な性格で、妖子を導く。かなりお茶目かつ新しもの好きで、劇中では大型バイクに乗ったり、当時に出始めたインターネットのチャットなども行っていた(その際には初心な女子高生を装って書込みをしていた)。
OVA三作目にて、一時的に若返る(その際にはトップレスの状態で、庭に出て乾布摩擦をしていた)。若返った際、若い頃の魔物ハンターの姿も劇中にて披露する。その際に着ていたのは、「青地で胸元に太極図が描かれた、カンフー着に近いコスチューム」で、白いズボンを履いている。武器は、刃付きのヌンチャク(直角に持ち手が付いており、刃付きのトンファを、長めの鎖で接続しているような形状をしている)。
真野小夜子
妖子の母親。コミック版では死亡しているが、OVA版では健在。マドカとともに、朝食時にケンカしてフライパンでドつき合う様子を見せていた。本来ならば、彼女が108代目の魔物ハンターになるはずだったが、16歳の時に妖子を妊娠し出産したために、その資格を失っていた。
真野ハルカ
初代魔物ハンターにして、真野家のご先祖様。
コミック版でも過去の時代の人間。ただし魔物ハンターではなく、巫女である。妖子との関連性は特に語られていない。
真野妖子(あやこ)
OVA五作目に登場した、妖子のライバル。妖子同様に、真野家の血を引く少女。相方にあずさ2号がいる。
その姿は妖子に似ている。
髪形は、妖子同様にツインテール。しかし妖子のようなリングは無く、リングの代わりに小さなお団子状にまとめている。
魔物ハンター時に着用するチャイナドレスは黒地。使用する武器はムチ。
魔物ハンター
古代より伝わる、人に害成す魔物や魔の者たちと戦う存在。小説版では、元々は「魔物狩人」という名称だったのが、妖子により「ハンター」という名称に。
真野家の血筋の、16歳になる少女が代々この役割を受け継ぐことになっている。16歳になるまでに純潔を守っていなければ、魔物ハンターの資格を失う。妖子の母親・小夜子が魔物ハンターを受け継がなかったのは、既に16歳になる前に妖子を妊娠・出産したため(純潔を失うと、単に資格を失うだけなのか、あるいは魔物ハンターの力が得られないのか、詳細は不明)。
共通しているのは、「太極図を胸にあしらったチャイナドレス、もしくはそれに近い服装に変身」「剣や槍などを生成し、武器として用いる」。
なぜチャイナドレスなのかは、劇中に説明がないため一切が不明。ただし、初代魔物ハンターにして、真野家のご先祖である真野ハルカも、白のチャイナドレスのような装束を着ているため、初代からこの装束が代々受け継がれているのは間違いない。
関連イラスト
関連タグ
おっさんホイホイ チャイナドレス 変身ヒロイン レトロゲーム メガドライブ PCエンジン
宮尾岳(キャラ原案)
富田祐弘(第1話の脚本家)
有里紅良(本名:伊藤勇喜子。シリーズ全話に参加した編集技師)