概要
昭和の末期には武蔵野地方においてその勢力を確立していた西部鉄道が、自社路線の素晴らしい混雑を解消する為に投入した4ドア車両である。戦後の食糧難であえぐ時代にし尿輸送を運行してた歴史にちなんで西部の車両は代々黄色に塗装されていたが、この電車も同様である。
製造時期によって最強にダサい旧2000系とちょっとナウい新2000系に分けられる。
旧2000系
新宿線に投入された。電気機関車のようなデザインの前面に、ドケチサイズの田んぼ窓というどうしようもない外見の電車。
4ドアという理由だけで、後輩のN101系をバルサンしようとしている。
周囲からはかっこ悪いと不評であるが、一部の鉄分過剰な人達には人気のようである。
現在に至るまで池袋線には一両も在籍していた事がないが、これは池袋周辺の住民から、
『こんなかっこ悪い電車だけは勘弁してくれ』『乗り入れたら暴動を起こす』
などと言われたからである。
なお、運用の都合により過去に数回池袋まで乗り入れた事があるが、この際には社員が住民を説得し、暴動は回避されている。
新2000系
N2000系とも呼ばれる。
今度は新宿線だけでなく池袋線にも大量に投入され、時代遅れだった3ドア車をあっという間にバルサンした。
今や西部鉄道の顔とも言える存在であり、沿線のチビッ子達にはこちらの方が人気。
最近になってこれでもかというくらい魔改造された編成が現れた。
おまけ
9000系
外見は新2000系にそっくりだが、101系の電装品を流用している。
最近になって制御機器をVVVFインバーターに改造され、乗り心地が良くなった。
取り立てて特徴のない、大変つまらない電車である。
この電車を最後に、黄色い電車は製造されなくなる。