概要
「思春期と男子校!?と中野くん」とは、月刊ブシロードにて2020年より連載中のマンガ作品である。
作者は東385。ジャンルはドタバタ学園コメディ。コミック単行本は2021年11月時点で第1巻が発売中。
新設された男子高校が舞台。
主人公・中野創以外の生徒たちは全員、のっぴきならない理由で男装している女子生徒。ひょんなことから男子高に入学したつもりだった中野くんだったが、クラスメイトが女子であることに気づかずに高校生活を送ることに…
登場人物
※作中において、中野くんはクラスメイトが女子であることに気づいていません。
※また、男装女子たちも、自分以外(中野を除く)が女子である事にも気づいていません。
- 中野創(なかの はじめ)
本作品の主人公および作中で唯一の男子。可愛い女の子が大好きという思春期真っ盛りな男子高校生。
当初は女子制服が可愛い高校に入学するつもりだったが、「女子にうつつを抜かしすぎ」という理由から、彼の母に止められてしまう。最初は反論したが、母の「成績トップで卒業できれば、ミスコンで有名な大学への入学を許可する」という条件を呑み、男子校に入学した。
他のクラスメイトが女子という事に気づいておらず、クラスメイトの可愛い仕草に「自分は男女問わずときめいてしまう人間なのか!?」と混乱し、しばしば奇行に走る。
- 桜井春男(さくらい はるお)
中野のクラスメイトの、男装した女子。本名は春(はる)。
背が低く、おどおどした性格。
本人曰く弱い自分が嫌で、男子校に入学したとのこと。
手芸部に所属しており、その腕前はなかなかのもの(手芸部顧問曰く、「全国手縫い選手権優勝も夢ではない」とのこと)。
女子だとばれない様に、普段は胸に包帯を巻いている。
- 森上雄二(もりがみ ゆうじ)
中野のクラスメイトの、男装した女子。本名は縁(ゆかり)。
中野とは正反対のマジメな性格。
「中野にジロジロ見られた時」や「中野に触られた時」に、しばしば中野に対して(暴力的な)ツッコミを行う。
弓道部に所属している。妹がいる。
- 柊実(ひいらぎ みのる)
中野のクラスメイトの、男装した女子。本名は稔(みのり)。
運動も勉強もできる天才肌。中学時代は部活の成績トップだったという。
だがそれ故に、周りから過度な期待をされたり、レギュラー争いで大変な思いをして苦労したらしい。
そのことから高校では部活に入らないことにしている。
モブ女子キャラに「キャーキャー」と騒がれるほどの顔が良い。
- 柏木良(かしわぎ りょう)
中野のクラスメイトの、男装した女子。本名は良子(りょうこ)。
クラスで学級委員長を務めている。
親が華道の先生をしており、その影響で部活も華道部に所属している。
- 鬼頭剛(おにがしら つよし)
中野のクラスメイトの、男装した女子。本名は静代(しずよ)。
彼女も女子だが、「巨漢」という言葉が似合うほどの屈強な肉体を持っている。柔道部に所属。
可愛い物が好きで、みっぴーちゃんグッズを集めている。
- 神野聡(じんの さとし)
中野のクラスメイトの、男装した女子。本名は聡美(さとみ)。
演劇部に所属している。
中野曰く、「クラスの中で神野が一番趣味が合う」とのこと。
中学時代は、休日はメイクして出かけていた。
- 山梨みつる(やまなし みつる)
中野のクラスメイトの、男装した女子。本名はみつこ。
主にBL系のマンガが好きなオタク。マンガを読んでいるうちに男子校への憧れが出て、入学した。(今のところ、桜井を除けば、男装女子たちの中で唯一、男子校に入学した理由が明白なキャラである)
将来の夢はマンガ家で、部活も漫画研究部に所属している。
余談
本作品は、2016年に東385先生により発行された「リスキー×ハーレム」が元になっている。
商業連載にあたり、タイトル及び設定の一部が変更された。