曽我兄弟
そがきょうだい
曽我兄弟とは、鎌倉時代初期に起きた仇討ち事件の当事者のことを言う。
概要
曽我兄弟とは、鎌倉時代初期に起きた仇討ち事件の当事者のことを言う。
建久4年5月28日(1193年6月28日)、源頼朝が挙行した冨士の巻狩り最終日、御家人・工藤祐経が曽我十郎祐成・五郎時致兄弟に襲われ殺害される事件が起きる。
祐経は 安元2年(1176年)、伊東祐親・河津祐泰父子に所領を奪われたことを恨んで伊東父子を襲って曽我兄弟の父である川津祐泰(伊東祐親の長男)を殺害、兄弟はを父の仇を討つことを墓前に誓ったという。
事件が起きた混乱のさなか、祐成は討たれたものの時致は捕らえられる。
頼朝は曽我兄弟の孝心を称賛し一時は罪一等を減じて助けることも考えたが、祐経の子・犬房丸の願いにより、同日梟首された。
事件のあらましはこの通りだが、pixivでは曽我兄弟が仇討ちに関連した刀剣乱舞の双騎出陣、髭切、膝丸のイラストが投稿されている。
