概要
ヒット数は混迷編と略した方が最も出るが、詳細はこの記事に書かれている。
主に小説での作品投稿数が圧倒的だが、漫画でもイラストでも投稿は可能。
あらすじ
神隠し、異形、『終わり』の存在は卜部朔(うらべさく)の活躍によって解決、消滅させられた。
その裏には数々の友人の存在や、数多くの犠牲があった。
だが、どうやら運命や宿命と呼ばれる何かは、まだ彼女を自由にはさせてくれないようだ。
『本当に自分で良しと思える、そんな道を選びたい』
そう言って彼女はその場を去る。これから起こるさらなる『混迷』に巻き込まれるとも知らずに。
登場人物
卜部朔(うらべさく)
年齢:17歳 性別:女 種族:羽族 職業:精霊使い
『終わり』を倒してしまったことによって、一躍英雄への階段を駆け上がるルートが開けたが、事実上そのルートを保留にして逃げ出した精霊使いの少女。感情の起伏が乏しいが、最近は友人が増えてきたために笑うことが増えてきている。
前編の異形偏で母親を殺された過去に決着を付けた。
妙に一般常識が欠けているところがあり、箕田の嘘を真に受けることが多々ある。
柿丸とは友達以上恋人以下の関係。不幸体質なのか、大量にある饅頭の中に一つだけカラシが入っているロシアン饅頭を一発目で引き当てたことがある。
飛騨里柿丸(ひだりかきまる)
年齢:16歳 性別:男 種族:キュクロプス 職業:武器職人
卜部朔に好意を抱くキュクロプス。飛騨里一族と呼ばれる四都市を開発した一族の末裔兼頭領。武器を作るのが得意で、前編でもその武器は中々の好評だった。朔の持っている刀の鞘を作ったりと、朔とは切っても切れないような仲。箕田曰くツッコミ属性。比較的常識人な思考回路を持っているために、浮世離れした朔や、傍若無人気味な箕田に振り回されがちになる。
箕田が居候として彼の家である独眼屋敷に転がり込んだときには、円形ハゲになりかけるほどのストレスを受けた。だが一応、箕田との間には友情のようなモノがある。
箕田日里(みだひさと)
年齢:不詳(17か18のどちらか) 性別:男 種族:人間 職業:家政婦だったりヒーローだったり
高所から落ちて頭を強く打ち、記憶がなくなったところを朔が拾って、柿丸に押し付けられた人間の少年。どこから拾ってきたのかわからないが大量の『特殊アイテム』を持っている。彼自身は普通の身体能力と普通の耐久力しか持たない普通の少年だが、アイテムの活用と鋭い洞察力と、並はずれた幸運によって前編で生き残った。性格は若干傍若無人気味だが、人のことを考えられる優しい性質をもつ。好きなものは誰も見ないような三流の雑誌。そして朔や柿丸をおちょくること。
バリバルゴ・ヴィルモア
年齢:159歳 性別:男 種族:山羊人ハーフ 職業:魔導師
四都市の一角である魔法都市・バビロン、その最高意思決定機関『12人会議』の一員。
100年前より権力の座に就き、四都市各地に強い影響力を持つ大魔導師。
『理想郷構築』という目的に向け活動しており、その為にはいかなる手段も選ばない。
暗闘、謀殺、情報操作、洗脳、監視、誘導、支配、兵器開発なんでもござれ。血塗られた覇道を歩んできた。
その悪辣なやり口からクソ山羊狸爺と、各方面から罵倒されまくっている。
混迷編が混迷しているのはだいたいコイツのせい。