メフィスト老
めふぃすとろう
「最新版悪魔くん」及びアニメ「悪魔くん」でのメフィスト老
声の出演*亀井三郎氏
十二使徒のひとり、メフィスト2世の父親。サマリンと言う奥さんが居る。
息子のピンチの際に登場するが、(後述の作品に比べると)出番はやや少ない。加齢の所為か、時々腰痛に苦しむ描写が劇中で見られた。
性格は漫画版では山田真吾版とほぼ同一だが、アニメ版では頼もしい保護者のようなキャラクターになっている。カブトムシ型の愛車、魔動カーを駆ってくることもある。山田真吾版と同じくチョコレートが好物。ちなみに魔界内ならば、魔法陣を使わずとも電話一本で召喚に応じてくれるらしい。
漫画版では最終的に十二使徒に代わり悪魔くんの使い魔として活躍する事を匂わせる描写がある。アニメ版では、終盤近くに敵から味方についた悪魔ベルゼブブと仲良くしていた。
山田真吾版「悪魔くん」でのメフィスト
演*吉田義夫氏
山田真吾が最初に呼び出した悪魔。
外見はシルクハットを被りステッキを持った険しい目つきの鉤鼻の老紳士で、ハットを脱いだ頭部には短い一本角が生えている。
真吾と契約したものの全く忠誠を誓っておらず、しばしばやる気の無い態度を見せ、その度に真吾にソロモンの笛で懲らしめられる。
好きな物はチョコレートとコーヒーとお金、そして女性。
実写ドラマ版では弟(演*潮健児氏)が居る設定になっているが、これはメフィスト役だった吉田氏が体調不良で降板し、第11話で潮氏に交代した為、吉田版メフィストを「兄」、潮版メフィストを「弟」と設定した事による(作劇上はメフィスト兄が真吾を救う為に聖域にて魔力を使う禁を犯し、その罰で謹慎処分となった為にメフィスト弟と交代すると言うストーリーにされた)。
その他の作品では
松下一郎版「悪魔くん」ではメフィストは登場しないが、同じヴィジュアルを持った「ヤモリビト」と言う十二使徒のひとりが登場し、このキャラが後にメフィストの元になったと考えられている。松下版「悪魔くん」では他作品でメフィストが果たす役割は十二使徒のひとり、悪魔ロソンが果たす形になっている。
また、「悪魔くん」のパラレルワールド的作品「水木しげるのノストラダムスの大予言」では山田版メフィストに準ずる設定で登場。本人が魔力で大活躍するに留まらず、世界各地に魔女や悪魔などの協力者が存在する顔の広さを見せた。