概要
「神々のいない星で」とは著者:川上稔によるカクヨムで連載中の長編小説である。著者の長編の第4シリーズでシリーズ名称は「EDGE」。川上作品における第3の時代の物語に当たる。
2018年12月に前作「境界線上のホライゾン」が連載終了した二週間後に「境界線上のホライゾン NEXT BOX」と同時に連載開始した。
川上作品における時代推移
FORTH >> AHEAD >> EDGE >> GENESIS >> OBSTACLE >> CITY
あらすじ
1990年8月。昭和から平成へと移り変わる時代の東京・立川に住む巨乳を信仰する普通の高校生、住良木・出見はマグマに落ちて死んだ夢を見て目を覚ます。そのあと隣に引っ越してきた巨乳の先輩に出会って浮かれたり、ゲーム部の彼女持ち先輩と漫才したり、同級生に白い目で見られたり、金髪メガネ図書委員を見て縦揺れしたりと愉快な日常を送っていた。しかし、プレイしたテラフォーム系ゲームでマグマに囲まれた台地で四角い画面から告げられる。
「この世界はこっちが本物です。また、この世界に人間は貴方一人です。他は皆、神と呼ばれる存在です」
皆でダベってゲームで白熱、蘊蓄語って脱線して、バトルしながら駆け引きやって、騒いで呑んで神語り。神々と人が90年代の日本で神話再現しながらテラフォームやってく新たな神話の始まり始まり。
登場人物
住良木・出見(すめらぎ・いずみ)
主人公。外見は「一歩間違えるとモブになる」との自己評価だが、顔芸と巨乳に対するこだわりが全くモブを感じさせない。巨乳をこよなく愛し物事を巨乳に例えたがる。自分の好みジャストヒットの巨乳持ちである“先輩”に出会ってからは“先輩”に対して感謝の五体投地を欠かさず行い、『バナナを食うと女になる』という特徴を持つごく普通の高校生。
“先輩”
住良木の隣に引っ越してきた一年上の先輩。巨乳。神道(日本神話)の神らしいが何故か自分の名前を明かさず、住良木以外からも「先輩ちゃん」「先輩さん」「同輩さん」という呼び名で通している。本人(神?)曰く「マイナー」「ダメポヨ」「木っ端神」など自己評価が低く実際に能力も低いが、同じく神道出身の神、思兼・八意からは「全神話を見渡しても最強」という評価を受けている。