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はじめて書籍にまとめられたソードワールドRPGリプレイ。

GMは山本弘、挿画担当イラストレーターは草彅琢仁

基本的には「プレイングのお手本」のような予定調和のシナリオ。

物語

キャラクター(PC)

ザボ(ザボ=ン)

ディーボ・レンワン

ケイン(ケイン・クレンス)

キャラクター(NPC)

ジェライラ・フェレス

怪盗ナイトウインド(シャルミナ)

暗殺者シャドーニードル(レアン)

「ファリス・バッシング」の顕在化

ソード・ワールドには「ファリス・バッシング」という問題が存在した。これは、フォーセリアの世界観における「絶対的な正義」の象徴であるファリス信仰だが、ファリスの教義にあまりに忠実に行動すると現代日本人(勧善懲悪を由とする反面、その判定はきわめていい加減)の価値観にそぐわず、他のプレイヤーから白眼視される結果を招くというもの。

ソード・ワールドの登場は1990年代初頭という時期もあり潜在的なものだったが、よりによって公式リプレイでプレイヤーがモンスターを敵視しきれず同情してしまい、本来の依頼者であるファリス教団を裏切るという事態が発生。これ以降ファリス・バッシングはソード・ワールドの致命的な問題として扱われるようになった。

ファリス・バッシングが緩和されるのは、後の「へっぽこーず」のイリーナ・フォウリーの登場を待たなければならなくなった。

ソード・ワールドリプレイ

スチャラカ冒険隊スチャラカ2

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