「だから、モンスターの孤児院を慰問に来たスチャラカ冒険隊よ(笑)」
概要
ソード・ワールドRPGリプレイ第一部「スチャラカ冒険隊」シリーズのキャラクター。女性。
彼女が言った上記のセリフがあまりにもばっちりなネーミングだったため リプレイ第一部のシリーズ名、およびパーティ名が決定することになる。
南の国ガルガライス出身のハーフエルフ。悪党の家に生まれたが、それを嫌って家出し、冒険者になる。
ただ出自ゆえに身についた性分か、ややお金にがめついところもあり、セッション開始時の生活費を減らすパートでは毎回のように嘆いていた。
キャラクターシートの上ではソフトレザーを装備しているが、故郷の風習でイラスト上は肌の露出が多いハイレグ服を着ており、第一巻の口絵から見事なおしりを披露している。
下着もつけておらず、そのためか作中では何かと読者サービスシーンが多かった。
保有技能はシーフ(盗賊)とセージ(賢者)。後にレンジャー(野伏)も取得。
明るく勝気な性格だが、ミノタウロスに対してマントで目潰し→油で火責めなどの搦め手を用いたり、ケインに取り憑いたダークエルフのスペクターを見抜いたりなど判断力や機転にも優れている。
同時に結構な激情家でもあり、デルヴァの砦に保護された無垢なモンスター達を討伐しようとするファリスの神官戦士達に剣を捨てながら詰め寄ったこともある。
イラストにも描かれ、ゲームマスターからも「あれはかっこよかった」「ゲームマスターが押されるほど迫力があった」と言われた名シーンだったが、その時はアリシアンPL本人もブチ切れていたらしい。
余談
プレイヤーは女性。キャンペーン終了当時(1990年)は『普通の』OL。
「職業は泥棒ではありません(笑)」「(外見は)普通。中身は知んない」とのこと。