概要
ソードワールドRPGリプレイ『スチャラカ冒険隊』シリーズのプレイヤーキャラクター。男性。
アレクラスト西部諸国・タラントにあるエルフ集落、サイズ村の出身。
長寿なエルフ族であるため年齢は不詳だが、幼馴染みの青年エルディーが48歳となっており、おそらくはそれに近い年頃と思われる。
所持技能は精霊使い(シャーマン)、戦士(ファイター)。後に賢者(セージ)も取得。
(器用・敏捷は高いものの、筋力・生命力に難があり、ファイター技能に関しては「あまり有利とは言えない」というゲームマスターの注釈がある)
キャラクターシートの上ではハードレザーを装備しているが、草彅琢仁氏のイラストでは道化師のようなひらひらした服を着用し、猫の形のポシェットを下げている。
ところどころで見せる三枚目的な行動・言動から「こいつ本当にエルフか?性格がほとんどグラスランナーやぞ(笑)」とまでゲームマスターに突っ込まれた。
ケインといえばスネア
特に好んでいる魔法はスネア(精霊魔法レベル1。大地の精霊ノームの力を借りて相手を転倒させる)。
だが出目のせいで成功率は低い。
冒険中に使えなかった欲求不満から「誰か『スネア』かけさせてくれー!」と叫んだことがあり、その時はアリシアンが挑戦を受けてたち、魔法抵抗に成功してスネアを無効化。
結果、ケインはパーティから袋叩きにされた(「失敗したら殴るぞ!」「成功しても殴るんでしょ?」「当然!」byパーティ一同)
シャーマン技能がレベル3になり、任意の下位精霊を所持品に封じられる「コントロール・スピリット」を使えるようになるなりどこでも『スネア』が使えるように早速ノームを封じこめた。
(状況によってはコントロール・スピリットで風の精霊シルフも使役している)
父は族長補佐のカール・クレンス。
息子を叱る際に「親の愛」と称してスネアやホールドの魔法を使う変り者の親父であり、やたらとスネアを使いたがるケインの性格は親譲りではないかとも言われている。
『ソードワールドSFC2 いにしえの巨人伝説』では、ルートによってスチャラカ冒険隊と臨時パーティを組むシナリオが存在する。
ただし冒険の舞台が土の地面がない(つまり大地の精霊の力が借りられない)迷宮であることと、移植にあたって「コントロール・スピリット」の魔法がオミットされているため、本作のケインはスネアが使えない。残念。
余談
プレイヤーは男性。
6人のプレイヤーの中では最年少であり、スチャラカ冒険隊のキャンペーン完結当時(1990年)は大学4回生だったとのこと。
プレイヤーおよびキャラクターを一新した別シリーズ『スチャラカ2』でも、NPCが登場した時にパーティの精霊使いであったエルフの少女フィリアンが「スネア!」と叫び、スチャラカ一期を連想した一同を爆笑させるというシーンがあった。