概要
《ナインズ・オウン・ゴール》後続参加組。ナザリックのギミック担当者の1人にして、頭の回転の早いメンバーの1人でもある。二つ名は“大錬金術師”。
人物像
真面目かつ非常に凝り性な性格をしており、作中ではそれが行き過ぎてナザリックのギミックをあまりに細かく作り込んでしまい、結果としてギルドの自由設定データ量を圧迫したため他のメンバーからクレームが来てしまった(後日、責任を持って自ら課金アイテムを買い寄せてデータ量を増やした)。
その面はナザリックの機構のみならず、アルベドのNPC設定にも発揮されており、モモンガがフレーバーテキストを確認した瞬間に唖然とする程ずらりと密な文章が記されていた(空白が多い、設定が雑な程に創造主の性格が反映される性質を持つNPCだが、逆にこのお陰かタブラの性格に似通う部分がアルベドに殆ど見受けられない)。
その凝り性な部分もあるのか、アルベドやニグレドとは「全く異なる創造法」という異質な描写のされ方でギルド及び《ユグドラシル》最強格のプレイヤーたっちみーすら凌駕するナザリック最強のNPCルベドも誕生させてしまっている。
ギャップ萌えを愛し、古典的な物から最新のホラー映画までもが好きという彼の趣味嗜好は、アルベドとニグレドの姉妹にも反映されている。特に後者の住居となる部屋は、ホラー映画をイメージした演出をするようになっており、これで初見のギルドメンバー達が悲鳴を上げながら協力して本気の攻撃を仕掛けてしまう事故が発生する怖さを演出した。
TRPGなども好きで、彼の設定好きな一面はその辺りに由来する。
賢くてまともな人間ではあったが、ギルドメンバー内で交流が深くなるとやたらと濃い部分が垣間見えてくる人とまで言われている。
また、神話関係の無駄な雑学をモモンガへ垂れ流していたりもした。
容姿
種族は“脳食い(ブレインイーター)”。水を吸って大きくなった死体の頭に、タコが取り付いた様な邪悪な姿をしている。
なおニューロニストとは、種族のみならずボンデージ衣装を着用しているのも共通している。
強さ
明確な描写は無いが、アインズによれば、魔法職を習得しており、攻撃魔法の火力はアインズよりも高いという。
余談
本編に登場しない反面、宝物殿の扉を始めとしたナザリック全体における二割のギミックを開発し、物語の重要人物であるアルベドやその妹にしてナザリック最強のNPCのルベドを創造し、更にそのルベドがアルベドの指揮する『至高の四十一人捜索部隊』に加わったりと、彼のした事は何かと物語の本筋に関わる重要な役割を担っていたりする。