概要
アインズ・ウール・ゴウンことモモンガの、ユグドラシル時代のプレイヤー仲間。二つ名は“ザ・ニンジャ!”。
ギルドの前身となったクラン《九人の自殺点(ナインズ・オウン・ゴール)》時代から参加している、最初期の古参メンバー『最初の九人』の1人でもある。
ナザリックの支配者『至高の四十一人』の一角にして、所属NPCナーベラル・ガンマの創造主。
人物像
自分も相手もワンショットワンキルというとんでもないドリームビルドを組んでおり、その致命的な欠点を己がプレイスキルのみで補うギリギリな戦いを楽しんでいた、筋金入りのバトルマニア。
「見付からなければ、当たらなければどうという事はない。防御なんてゴミ」を地で行く忍者プレイヤーの鑑で、圧倒的な火力とそれを確実に叩き込む事に快感を見い出していた。
忍者らしく奇襲で相手を仕留める事が主だが、忍者の癖に正面からの直接戦闘も嗜んだ。
方向性こそ違うものの、同じくギリギリな戦いを好んでいた武人建御雷とは通じ合うものがあったらしく、ギルドメンバーの中でも特に仲が良かった。
特化型への拘りは創造したNPCであるナーベラルにも表現されていて、彼女も種族レベルを捨てて、魔力系魔法詠唱者(マジック・キャスター)の職業(クラス)ばかりを修得した攻撃型ビルドに仕上げられており、レベルに見合わない高位階魔法を使いこなす事が出来る様になっている。
また、ナーベラル本人の戦闘スタイルも《転移(テレポーテーション)》の魔法で相手の背後に回り込み、地味に使える近接武器による奇襲を行う事もあるなど、忍者っぷりまで微妙に受け継がれている。
容姿
種族は“ハーフゴーレム”。たっち・みーと同じく、一見すると異形種には見えない。
『忍者』と形容する以外に思い当たらない程の、ベタすぎる忍者装束に異様な覆面、腰には2本の刀という装備。
なお、装備の下にある彼のアバターの素顔を見た者はギルメンでも少ないらしい。
強さ
忍者らしく機動力・隠密性・探査能力に優れ、身を隠しながら周囲を警戒する前線の目として活躍し、奇襲をメインとした攻撃も得意であった。
また上述の通り完全火力特化の超攻撃型ビルドであるため、支援タイプでありながら恐るべき火力を誇り、隠密バフとの併用により奇襲からの一撃にのみ限り、ギルド最強の凄まじい単発ダメージを叩き出す事も可能であった。
物理攻撃と忍術による属性攻撃を両方こなせるため、アタッカーとしても非常に優秀。
その反面防御を完全に捨てているため、同格以上の相手から攻撃を貰おうものなら一撃死する危険性大の致命的な弱点を抱えており、正しくハイリスク・ハイリターンの極致である。
また実は火力特化の皺寄せの余波によって、忍者としてのビルド構成も正統派とは言い難くなっており、探査役としてはその辺りの特化タイプには劣ってしまっている。
しかし、それでも100レベルの探査役として申し分のないだけの活躍を見せており、モモンガからも「忍者」と認められるだけの隠密性は確保していた。
主な使用スキル
- 足殺し
特典小説『プロローグ 下』で使用。短剣を投げ、対象の移動速度を殺すスキル。
- 頭殺し
特典小説『プロローグ 下』で使用。ナザリックレイドボス戦で使用していたが、詳細は不明。
- 腕殺し
特典小説『プロローグ 下』で使用。ナザリックレイドボス戦で使用していたが、詳細は不明。
- 影縫い
特典小説『プロローグ 下』で使用。短剣を投げ、対象の回避を殺すスキル。