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烏瓜の編集履歴

2022-09-11 16:15:38 バージョン

烏瓜

からすうり

ウリ科 カラスウリ属 学名 Trichosanthes cuxumeroides

別名、玉章・玉梓(タマズサ)、狐の枕(キツネノマクラ)結状(ムスビジョウ)苦樓(クロウ)


朱色の果実と、夜間だけ開く花で知られる。 地下には塊根を有する。葉はハート型で表面は短い毛で覆われる。

雌雄異株で、ひとつの株には雄花か雌花かのいずれかのみがつく。種子はその形から打ち出の小槌にも喩えられる。

そのため財布に入れて携帯すると富みに通じる縁起物として扱われることもある。

果実は熟すと朱色になるため一見は美味しそうに見えるが、実際は渋みが強いため食用には向かない。近縁のキカラスウリは熟した果実がアケビとスイカの味を足して2で割ったような風味があるため、山菜好きの中にはこれを食す人もいる。

塊根はウリ科の植物の中でも大きく、粉にしたものは天瓜粉といってベビーパウダーの代用や日焼けの炎症を抑えるのに用いられる。

日本ではまだあまり馴染みがないが、東南アジアでは近縁種のヘビウリという野菜が食用にされる。これは果実がとぐろを巻いている蛇に似ていることからこの名称があり、縦縞模様がある。若い果実を漬物やサラダにして食用にする。日本でも、野菜としての食用はもちろん、猿による果樹の食害を防ぐためにヘビウリを果樹の近くで育て、猿を本物の蛇がいるかのように錯覚させる試みが行われている。

花言葉は「よき便り」「誠実」 「男嫌い」「二面性」

関連イラスト

からすうりの花カラスウリの花

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