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二号(NieR)

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べーすもでるにごう

二号(NieR)とは、NieR:Automataの朗読劇及び小説に登場するアンドロイドの一人。(トップ画像右側の人物)

警告

本記事にはNieR:Automata本編及び朗読劇のネタバレが含まれます。

注意してお読み下さい。

概要

CV:石川由依

NieR:Automata』のキャラクター。本編には登場せず、『人形達ノ記憶』の朗読劇「ヨルハ計画」と小説『少年ヨルハ』プロローグに登場。アニメ版にも少しだけ登場している。

最初期にラボで製造されたヨルハ機体の一人であり、2BA2を含めた、後に製造される二号モデルの素体となったアンドロイド。ファンからの愛称は「ラボ二号」。

身体能力に優れた、戦闘行為に特化した機体。

容姿

小説の挿絵とアニメで容姿は判明。

本編に登場する2B、若しくは真珠湾降下作戦の頃のA2によく似ている……というか、その姿は白い病院服の様な物を着た2Bそのもの。CVも2Bと同じである。

性格

性格もまた2Bにそっくりであるが、彼女と比べると少々口数は多い方。

少々ぶっきらぼうな話し方ではあるものの、2B同様に根っこは仲間想いの優しい性格。

同じくベースモデルである九号(9Sの元になったアンドロイド)にはかなり慕われているようだが、少々冷たくあしらっている。

とはいえ心の底から嫌っている訳では無いようで、「ある事件」の際にはラボ内の彼を案じる一場面もある。

また九号同様に、製造者であるジニアというアンドロイドを慕っているようであり、彼に気になった事を度々質問している。

関連イラスト

※ネタバレ注意

11937年7月7日、二号は大気圏突入試験の予定があり、ラボから出払っていた。

ラボの外部から指示を待っていた二号だったが、何時までたっても指示が出ないため、訝しんだ彼女はラボの方を確認する。

だが彼女はその時、ラボから煙が出ている事を知る。急いで戻り、ラボ内の仲間たちの安否を確認しに行く。

その時彼女が見たのは、ラボ内が一面火の海になっている地獄のような光景だった。

急いでジニアの部屋に向かい、九号とジニアの安否を確認しに行く二号。重力制御が異常をきたした走りにくい状況ながらもなんとか彼の部屋に向かった。そこで彼女が目にしたのは……

室内で燃え上がる資料や機材、四号と二十一号の死体、負傷し倒れ込むジニアの姿。

そしてこの惨劇を引き起こした、九号その人の姿だった。

九号の不意打ちにより負傷した二号は、自分達ヨルハ機体の炉心、そして彼の計画―――ヨルハ計画を耳にする。

九号は自分たちの炉心であるブラックボックスが敵である機械生命体のコアで作られた事、そんな自分たちはアンドロイドですらないバケモノである事を悲しみや怒り混じりの声で語り、続けて本題となる計画を語る。

彼が言うには、ジニアは自分達ヨルハ機体を用い、月面のサーバーを用いた人類生存の偽装工作を考えていたという。だがそれだけでは、情報漏洩のリスク等(これについてはジニアも懸念していた)が考えられたため、九号は計画を書き換えた。

それこそが本編でも述べられた、ある程度の時期が来れば機械生命体にバックドアから攻撃させ、部隊を壊滅させる「ヨルハ部隊の廃棄計画」である。

バケモノである自分達が人類の秘密を守り、その果てに殉教する―――そのような凄惨な計画を、彼は二号の前で演説するように語った。

「お願い……九号……貴方は、狂ってる……!!」

それが二号の答えだった。

元より優しい性格であった彼女にとって、彼の計画は看過できる物ではなく、最早殺すしかないと考えた二号は、その場で九号を刺殺した。

だが実を言うと、これも九号が仕向けた事であった。わざと自分を裁くように、わざわざ二号が出払っている時を計画実行に選び、その後彼女に演説してみせたのである。

そして何より、この時既に計画の概要や機体の設計図、生産ラインの指示書は月面サーバーに送られていた。二号が戻った時には、もう何もかもが手遅れだったのである。

九号は機体の生産方針にある事を盛り込んでいた。それは『二号モデルと九号モデルの同時運用』

「僕を裁くのは、君がいい」その呪いの通り、彼が撒いた種は後に彼らの後継機に纏わる悲劇に繋がる事になる。

余談

ジニア同様に生死は不明。

衛星基地での火災という状況から、その後死亡したと考えた方が自然だが、『年表にはラボが墜落したと記載されていない』事、『年表には「死傷者」と記載されている』事から、正直な所は未だに分かっていない。

真・関連タグ

悲劇のヒロイン

ねえ、二号。僕達の生まれた意味ってなんだろう。

わからないよ、九号。わからない……

ここから先の未来は、悲劇しか生まない。私達は、どこかで間違えてしまった。

私達は、もう、赦されない……永遠に……

永遠に。

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