概要
CV:初美メアリ
略称は「21O」。
機械生命体から地球を奪還するために派遣された自動歩兵人形「ヨルハ(YoRHa)」の一員。
地上で任務を行うヨルハ機体を月面基地から支援する、オペレータータイプのアンドロイドである。感情豊かな同僚・オペレーター6Oと比べると冷静かつ真面目な性格。
作中ではヨルハ機体ヨルハ九号S型専属となっている。また、軽口を叩くことが多い9Sをよく窘める。9Sやプレイヤーからは「オペレーターさん」「21Oさん」などと呼ばれることが多い。
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※以下ネタバレ注意!
本編Cルートのバンカー崩壊後は安否不明の状態が続いていたが、後にB型戦闘モデルとして9Sの前にウィルス汚染された状態で立ちはだかることとなる。
9Sとの通信時は事務的な対応が多い彼女だが、実際は自らの立場に少なからず淋しさを覚えており、B型モデルに転向したのも旧人類の「家族」というコミュニティのように地上のアンドロイド達と共に生活し、共に戦いたかったからであると推測される。
9Sとの戦闘中、上記の心情を彼に伝えた後、攻撃を受けて倒れ伏す。
その直後9Sが疲弊しへたり込んだ隙を突いて彼を殺害しようとするも、9Sを救うかのように突如現れたA2に後ろから腹部を貫かれた後、とどめに胸を幾度となく剣で突き刺されて死亡した。
アニメNieR:Automata Ver1.1aでは、14話での総攻撃において戦闘モデルとして作戦に参加している姿が描写された。
バンカー崩壊後はゲーム本編と違い、9Sが最初に『塔』へ辿り着いた時に登場。しかも、僅かながらに自我が残っており、『塔』の周囲に倒れていた他の感染ヨルハ機体を操り9sを襲わせるが、総攻撃直前の9Sとの会話を思い返しながら自身の体に刀を突き立て、操作していたヨルハ機体を停止させすんでの所で9Sを守る。
オペレーターとしての最期の仕事と語りながらマスクを外して、9Sへ自身が汚染されつつも調べた『塔』についての情報を伝え、激励とそれに対するしっかりとした返事への誉め言葉を伝えて絶命した。
2019年、「ファイナルファンタジー14」拡張パック「漆黒のヴィランズ」にて、ニーアコラボ「YoRHa:DarkApocalypse」がアライアンスレイドとして実装。
第一世界に出現した機械生命体の複製工場に続き、第二弾「人形タチノ軍事基地」にて、光の戦士はドヴェルガル山脈に墜落したバンカーを攻略。ヨルハ機体をコピーし、「プロトタイプ=P」を名乗る機械生命体と戦う。
3番目のボス「905P:重陸戦ユニット装備」は、バンカーに保存されていた21Oの自我データをインストール。データとして「再生」された21Oは環状銃撃ユニットやポッドプログラムを操り、重陸戦ユニットと共に襲いかかる。
撃破後は凄まじい断末魔の悲鳴を上げて爆発四散。とぎれとぎれに9Sへの想いを口にし、完全に消滅した。