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概要

一般的には、放送禁止用語などを文字にする場合に使われるものとされる(「まんこ」→「ま○こ」など)。また著作権や商標などで法的に危ないもの(「ディズニー」→「デ○ズニー」)にもよく使われることもある。

しかし、法律によって定められた基準などはなく、そもそも日本においては放送禁止用語を使って罰する法律などはなく(あくまで業界の自主規制)、伏せ字にしなくても本来は問題はない。

逆に「キ○ガイ」と伏せ字にして相手に伝えたとして相手が不快に感じれば名誉毀損罪(ないし侮辱罪)で訴えられるのは避けられず、伏せ字にしてるからなんでも自由に使える、というわけではないので注意が必要である。

著作権についても伏せ字にしなくても問題はなく、たとえばディズニー以外の漫画でキャラクターの台詞で「千葉県にはディズニーランドがある」と出しても、ディズニーから訴えられることはまずない。

これはディズニーランドのこの世に実在すること自体は変えようのない事実なので、訴える法律的根拠はない。ただし、ディズニー以外の漫画でディズニーのキャラクターを出すとかというのは、また違う問題となるので注意が必要。

むしろそう言う経緯を持つ伏せ字を使うことで、ヤバイという演出効果を狙っているともいえる。

特にそれが顕著な例として、「伏せ字になっていない伏せ字」と言うパターンもある。

これは「X(エックス)」→「×(バツ)」、「O(オー)」→「0(ゼロ)」or「○(まる)」、「q(アルファベットのキュー)」→「9」のように極度に似た別の文字・記号を使って表向きは伏せ字にしてあるが、その類似性故全然伏せ字としては機能していないパターンで、その隠す対象に一定の知名度があればなおさらだ。

例えば

「XROSS AXEV」という名前の商品があったとして、これを「×R○SS △×E▽」

と表記するようなもの。

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伏せ字の編集履歴2022/09/11 16:30:20 版