不適切な単語を伏せ字にするとき、普通は「アナル」→「ア○ル」のように単語の一部を記号に置き換える。
それに対して「ア○ナル」のように、単語の中に記号を挿入するのがかぐや消しである。
記号を無視して読むだけで元の単語が丸判りなので伏せ字として機能していないように見えるが、文字列を破壊してしまっているため検索避けとしては十分機能する。
なお、本来のかぐや消しは文字列ではなくボイスにピー音を被せる際の技法である。
例えば「ちんこ」という単語を隠す際に、「(ピー)んこ」のように音を被せるのではなく、
「ち(ピー)こ」のように「ん」の部分に音を被せることで、前後の抑揚から伏せた部分を容易に想像できるようにするのである。
さらに高度な消し方として、「ち(ピー)ん(ピー)こ」のように発音の間のわずかな隙間に音を被せることで、
ピー音は鳴っているのでソフ倫の審査は通過できるがユーザーには元の内容が丸わかりという手法が生み出された。
文字列のかぐや消しはこれを応用したものである。