作品解説
「エンド・オブ・バロル」とは、空倉シキジによる漫画作品である。月刊コミックZERO-SUMにて2020年より1年間連載され、以降も作者のpixivなどで更新中。ZERO-SUMコミックスから全2巻発売中。
あらすじ
「――――ハル、貴方は魔法使いだ。」
菊池 晴は、物心つく頃から異質なモノが視えていた。
他人には視えないソレは、月日が経つごとに恐ろしさを増していき、
周囲を巻き込んで襲いかかる化物となった。
自分が何者なのかもわからず、ただ化物を避けながら大学と家を行き来する毎日。
ある日、化物に襲われた先で炎を纏う男・トリスタンに窮地を救われたハルは、
身に覚えのない『契約』を破棄するように迫られ…?
やがて訪れる終焉への賛歌。
―――失われた運命をめぐる物語が、はじまる。
1巻表紙絵
2巻表紙絵
登場キャラクター
菊池晴(ハル)
大学生。物心ついた頃から異質な化物が視えていた。化物に襲われた際にトリスタンを召喚してしまい契約をすることになる。自らが魔法使いであり特異体質「バロル」であることを告げられ、魔法使いの世界へ巻き込まれていくことに…。
トリスタン(エンド・オブ・バロル)
聖獣オリエンス。太陽を司り、万物に癒やしを齎す獣。幻想郷ティーナアハの領主であるが、契約石によって日本に召喚された。円卓の一席を預かる魔法騎士であり、トリスタンの称号を持つ。仕組まれた契約に不本意ながらも、ハルの意志を汲み契約をすることに…。
コルネリウス
レディ・マーリンの称号を賜わう大魔女。トリスタンとは旧知の仲で、親友。ハルには魔法界のことを教えてくれるが…?
鏡響子(かがみきょうこ)
コルネリウスの弟子。師に呼び出され帰国した。ハルに魔法を教えることになるが…。
早乙女義直(さおとめよしなお)
ハルの大学の先輩であり、日本国陰陽省の一員。平安より続く名門陰陽師家の末裔で跡継ぎ。契約後、ハルに接触してきて…?
男鹿誠一郎(おがせいいちろう)
日本国陰陽省特殊総務局局長を務める。早乙女の上司。ハルを襲った化物について調査している。
関連作品
エンド・オブ・バロル1話
エンド・オブ・バロル番外編集1
- Season1.5-01「B-Link」
- 2巻あとがき番外編「goodboy, goodnight」
の2作が収録されている。
紙版として同人誌も発売中。
おまけ01
コミティア141合わせでネットプリントが実施されていたフリーペーパー。
巻末に「エンド・オブ・バロル 今後の更新について」の記載あり。
関連イラスト
外部リンク
エンド・オブ・バロル①人物相関図(ゼロサム編集部ツイッター)
https://twitter.com/comic_zerosum/status/1342423089393463297