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「やぁーーお待たせ!! 本っ当に申し訳ない!!」

タグとしてはパリストンが一般的。

CV:高橋広樹

概要編集

会長選挙編で初登場したハンター協会副会長で、世界に十人といないと言われるトリプル(三ツ星)ハンターの一人。

十二支んのメンバーであり、コードネーム子(ねずみ)

ただし、ジンと同様干支コスプレはしていない「例外」。

一見爽やか笑顔を絶やさないスーツ姿の好青年で、選挙スローガンには「弱者の痛みの解る会長」を掲げるが、その実はきわめて狡猾な本性を持つ野心家であり、十二支んのメンバーでは唯一ネテロ会長に反目している。

話術が巧みで智将の側面もあり他の十二支んのメンバーや一部のハンターからはかなり嫌悪・警戒されている。

彼が絡んでいる物事に関わる人物には選択の放棄が出来ない強制的な二択を迫る事が多く、そのどちらに転んでも彼が少なからず得をするように動く神がかった立ち回りの上手さを見せる(自身の思惑を敢えて匂わせる事で「その思惑に乗る、放置する」「思惑を阻止する」の二択を迫り、前者なら「過程はどうあれ匂わせた思惑の裏に隠した本当の目的の達成」、後者なら「提示した思惑は阻止されるがその過程で実は別の目的が達成されている、別の目的が阻止できなくなる」状況に追い込む等)


基本的に笑顔を浮かべているときは余裕な時か本心を隠している時である。

頭が切れるだけでなく、自分に敵対する者との駆け引き自体を楽しんでいるため、パリストンの言動はとても読みづらく掴みどころがない。ウザイ

ジンは、「今残ってる4人(パリスチードルミザイレオリオ)でネテロの遺志を継いでるのはパリストンだけだ」と評している。

戦闘力は高くない(自称)。




性格編集

「僕は人に憎まれると幸せを感じ 愛しいものは無性に傷つけたくなるんです」


「でも それってそんなにおかしい事ですかね?」

才色兼備で自分が楽しむ事を目的としている点でネテロジンと共通しているが、ジンはパリストンがやりたいのは

「倒錯した愛情って建前の破壊」であり、「完全アウト」だとした。尚、現状分析も得意である。一見、爽やかに見えるが、性格は極めて冷静沈着で冷淡で卑怯者である。パリストンが信頼する仲間や後輩には義理堅い側面も持っている。ただパリストンから信頼されるのは余程、難題である。





副会長派(協専ハンター)編集

自分に味方するハンターを「協専」にすることで抱きかかえており、彼を中心にした派閥は「副会長派」と呼ばれ、ハンター協会における一大勢力となっている。

切れ者であり能弁で確かな手腕を持つが、協専ハンター奴隷のように扱う、協会の積立金を流用する、副会長就任後は18名のハンターが行方不明になる(年平均にすると就任前と比べて10倍の数)など黒い噂の絶えない人物でもある。(ピヨン曰く「ピンハネ王子」、ミザイストム曰く「確実に闇側の人間」。)

会長選挙編集

次期会長選挙では他の十二支んメンバーに疎まれる中、当選するために策を巡らせる。その飽くなき野心と周囲を振り回す策略ぶりは抑止が効かない「怪者(けもの)」と評されている。

全ハンターの約40%の票を獲得し続け、最有力候補となって親会長派筆頭チードルと舌戦を繰り広げる。

最終投票でレオリオに逆転されかけるが、その直後にゴンが復活したことでレオリオの目的が失われてしまい、第13代ハンター協会会長に就任する。

しかし、これはネテロに対する彼なりの弔いであったらしく、就任直後にチードルへ実質的な禅譲をして自ら会長の座を辞した。

また、この際「もしアナタの運営がつまらないようなら、今度は本気でおちょくる」と警告して立ち去っており、これもまたゲームでしかなかった模様

ジンとの因縁編集

ジンはパリストンとの間に「少しばかり複雑」な因縁があると語り、パリストンもジンに構って貰うのを待っていたと発言している。

マッシュル曰く「前会長との件に起因する両名の確執」。

ゴンが瀕死の際、ジンが「息子を託すに『十分だ』と言った」というだけの理由で見たこともないゴンの仲間達を当然のように信じていた。

これほど絶大な信頼を置くジンとの間には、どのような因縁と過去があるのか…。

ジンもパリストンを強く警戒しており、「パリストンは見過ごせねェ」「奴をNo.2から引き摺り下ろして企みを阻止したい」と発言し、ビヨンドのチームに参加した自身の目的を「ビヨンドへの協力とパリストンの抑止」だとした。


前会長との関係編集

ネテロからは「イエスマンじゃつまらん」「最も苦手なタイプを側近にした方が面白いから」という理由で指名され、3年前よりハンター協会副会長となる。この抜擢は周囲の反対を押し切った上で実行された。

ネテロの生前は会長職から引きずり下ろすために様々な妨害工作をしており、キメラアント討伐隊のメンバー選定も任務失敗を見越しての人事であった。

しかし彼の根底にあるのはあくまで好敵手ネテロとのやり取りを楽しむこと。

彼にとってネテロは遊び相手であり、そういった妨害工作も遊びの一環だった。

チードルに本心を聞かれた際は、いつも見せていた笑顔を消して真面目な顔で本心を語った。また、その後に静かに涙ぐんでいる。

「もっと会長と遊びたかったなァ」という言葉と表情に彼の複雑なようで単純な意図が汲み取れる。

無題


その後(暗黒大陸編)編集

会長辞任、ビヨンド隊へ合流編集

当選直後に辞任して会長の座をチードルに譲り、十二支んを脱退。

一部の協専ハンター達と共にビヨンド=ネテロ暗黒大陸探検隊に参加している。

十二支んの内通者編集

クラピカのダウジングチェーンにより十二支んの「サイユウが内通者であることが判明。ビヨンド自身は関知していないことからパリストンと結託していると考えられる。

単行本30巻の表紙には十二支んの後ろ姿が描かれているが、パリストンとサイユウのみが背中側で両手を結んでおり「裏で手を組んでいる」伏線だったのではと話題になった。


半獣人(キメラ)と強制2択編集

東ゴルトーで回収し、既に孵化しているであろう念能力を使える5000体の半獣人の用途についてジンは、パリストンお得意の強制2択であると看破した。

具体的には・・・

①協会がビヨンドの挑発に応じず、V5との決別覚悟で非正規ルートでハントを行うのであれば、ハンター試験に大量のキメラを送り込み協会を破壊する

②協会が挑発に応じ、ビヨンドに同行するようであれば、世界中にキメラをばら撒き、新たな標的を見つける


念能力編集

演説では「経験も武力も足りない」と自虐し、ジンには「ただの力自慢」ではないと評されており、武闘派ではない様子。そのため読者間では「とりあえず強化系ではなさそう」という予想が主流。

一方でトリプルハンターとして協会内で最大の派閥を築き、念を使う5000体ものキメラアントを支配下に置いている事実には彼の念能力が関係しているのかもしれない…。


余談編集

演者の高橋広樹氏はフジテレビ版でヒソカ役を担当しており、別役として作品に復帰したと捉えられる。ちなみに旧アニメ版に出演した声優で日本テレビ版にも出演した声優には吉野裕行氏と小山剛志氏、松山鷹志氏等がいる。


関連イラスト編集

パリストン次は副会長の演説前アピールです


関連タグ編集

ハンター協会 協専ハンター アイザック=ネテロ

十二支ん ハンター試験 キメラアント

ビヨンド=ネテロ ジン=フリークス

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