CV:大谷育江
概要
会長選挙編で初登場した十二支んの一人。
眼鏡をかけた知的な女性で、犬のような耳・鼻・肉球をつけておりコードネームは戌(いぬ)。
ハンター協会の第十四代(現任)会長で、トリプル(三ツ星)ハンターの称号を持つ難病ハンター、法律学者。
頭脳明晰で事務能力に優れ、会議の司会能力も評価されている。思考はモラリストかつバランス重視のマニュアリスト(※ジン談)であり、会長選挙での位置付けは「十二支んの頭脳」「親会長派の急先鋒」。
喋った内容に対して「→」を挟んで要約を付け加える話し方をする(アニメだと手を上げたり差し出して「→」を表現している)が、激昂したりすると普通の話し方をするため、ジンに「キャラが固まっていない」と言われている。
登場シーンでは背景にやたら花が咲いている。
なお、会長就任後も十二支んは脱退しておらず、そのまま組織の意思決定は彼らとの合議によって行われる形となっている。
会長選挙
会長選挙では、自身の能力の高さと親会長派であることからパリストンに次ぐ支持を集めていた。
最終的にはパリストンの当選を阻止するため対抗馬のレオリオをも巻き込んで策を弄するも、結果的に敗北、パリストンが第十三代目会長に就任した。
しかしその後パリストンによって副会長に任命され、直後にパリストンが辞任したため会長に昇格した。
パリストンによると、戦闘力はそこまで高くない様子。
十二支んの中ではミザイストムと共に心理描写が多く、選挙編では副主人公的存在。
会長就任後
ネテロの遺言と世界トップ達からの依頼に則り、暗黒大陸の厄災攻略ミッションに着手。
十二支んを再編して、協会員から暗黒大陸渡航メンバーを精選、またハンター試験を通して新たな人材の補充を図る。
所属
「バランス重視 穏健保守派」
十二支ん内においては、ミザイストム・ボトバイ・ギンタとともにバランス重視 穏健保守派の派閥に所属する。
「科学班」
暗黒大陸の渡航では、ゲル・レオリオとともに科学班に所属する。
メディカルケアを万全に行える様、精鋭の医療チームを編成。
優秀な人材には予めオファーし、ハンター試験を通じて協会員とする。
協会内で心証の良いレオリオを十二支ん・医療チームに引き入れ、主任医師として彼に実務経験を積ませる。
念能力
作中では未登場であり、不明。
トリプルの称号を持つ難病ハンターであることから、幅広く使える医療に関する念能力ではないかと予想される。