概要
悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみましたで登場する人物
エルメイア王国の第一王子で当初の主人公アイリーン・ローレン・ドートリシュの死亡フラグの起点となる。
CV梅原裕一郎
容姿・人物像
魔王の生まれ変わりである証の赤い眼を持っている。
作中では整った鼻梁、薄い唇、顔立ちの造作、体躯も何もかもが1級美術品のように完璧であると表現されている。特に赤い眼は印象が大きいらしい。
セドリック・ジャンヌ・エルメイアは異母兄弟に当たる。
魔王と言うが人間と魔物も諦めない事を願っていたり、人間と魔物が仲良くしているところを嬉しく思う描写があり変身しない限り心優しい性格である。ただ氷の檻を作った時には「もうすぐ婚約者が入る」などと言って穏やかに笑ったり、「ついに君を泣かせるときがきたようだ」と発言したり婚約者に対しては過保護のスイッチを押すとドSな一面が見え隠れする。
しかし側近のキースなども呆れるくらいアイリーンにはデレデレである。
感情は顔には出ないが天候にでる。
過去(ネタバレを含む)
かつてはエルメイア皇国の皇太子だったが魔王の生まれ変わりである赤い瞳を持ち、人間では扱えない魔力を持って生まれた。その時から魔物に好かれていらしい。
幼いころ、クロードは何度も殺されかけたが魔物の妨害により助かっていた。どうしようもできなくなった周囲の人間は皇位継承権を剝奪した上に廃城に閉じ込め、存在を無視する。
彼の人間側の従者であるキースは幼馴染である。正規ルートでは彼に裏切られたことにより人間に絶望した上、変身し殺してしまうが、アイリーンによって阻止される。
キースはかつて、池で溺れそうになっているところを魔法を使ってクロードを助けた。これによってクロードが今の廃城に移されるきっかけとなる。
人間であるキースは来なくてもいいと断ったが命を助けてもらった恩から一緒に廃城に行くことになる。
キースもクロードにも人間らしい幸せを掴んでほしいという願いがあり、側近として様々なことを行っていた。これの一部がクロードを魔王にしてしまう原因の一つとなるがその行動もクロードを思ってのことであった。これが後にアイリーンに阻止され殺される結末は間逃れる。
人間らしい幸せを掴んでほしいという願いはアイリーンの手によって叶えられつつある。
母親は産後の肥立ちが悪かったことと魔王の生まれ変わりであるかもしれないという事から心身を病み、早世してしまう。
アイリーンとの関係(ネタバレを含む)
物語の冒頭で求婚されたときは動揺のあまり落雷を引き起こす。
セドリックに強姦されかけているところを発見し助けに入るが怒りのあまり変身してしまう。しかしアイリーンによってもとに戻り、皇位継承権も取り戻す。
婚約後は城で留守番をしててほしいと言っていたにも関わらず外で男装をして潜入をしていたことが発覚したときは城にドニと氷の牢屋のようなものを作り城も氷でカチカチにするなど過保護さが加速する。
アイリーンに子供ができたと報告されると驚きのあまり天候は一切変化せず、呼吸と瞬きを忘れる程であり、フリーズしたところをキースに声を掛けられる程である。
我に返ると横になっていなくて大丈夫なのか、何か柔らかいものでくるんだ方がいいのかなど訳の分からないことを言い出す。
やはり生前の母親のことが影響しているようだ。
そしてただでさえアイリーンには過保護気味であったがさらに過保護っぷりが加速することとなる。