解号は「鎖せ『黒翼大魔』(とざせ『ムルシエラゴ』)」
解放すると、背中に黒い翼の生えた悪魔に似た姿になる。
その再生スピードは一護が虚化してもなお、防御やダメージを削るだけでやっとになるほど速く、全く勝負になっていないほど。
更には破面、ひいては十刃の中で唯一、刀剣解放第二階層(レスレクシオン・セグンダ・エターパ)が可能。
この力の解放時にはたとえ卍解状態の死神でも目視出来ないほどの速力と、1段階目とは比較にならないほど強大かつ異質な霊圧を得ることができる。
そのスピードは一護に防御すらさせてもらえず、戦闘というより処刑になっているほど。
なおこの2段階目の解放についてウルキオラ自身は「この姿は藍染様にもお見せしていない」と語っていたが、実際には藍染様には既に気付かれており、一護の完全虚化を覚醒させるための当て馬にされていた。
また、大抵の破面が虚の仮面を剥がされる最中に超速再生の能力を失ってしまうことが多いのだが、超速再生能力を失わなかった希少種で、脳と臓器以外(眼球も分類は臓器だが再生する模様)は破損しても瞬時に再生することができる。
技
黒虚閃(セロ・オスキュラス)
解放した十刃が放つ黒い虚閃。
描写的には最強の虚閃のように見えるが、最強の虚閃ではない。
一護の虚化を一撃で解除させボロボロにする威力を誇るが、完全虚化一護には手も足も出ず彼のただの虚閃に逆にかき消された。
完全虚化一護に最強の虚閃である「王虚の閃光」を使っていればもう少し善戦した可能性もあるかもしれない。