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概要

ウルキオラ・シファー帰刃形態。

解号は【鎖せ『黒翼大魔』】(とざせ~)。

前方に刃先を向けて解放する。

解放すると斬魄刀から黒い液体を出し(斬魄刀が黒い液体に変わっているのかもしれない)、それを雨のように降らせながら変身する。

解放すると、背中に黒い翼の生えた悪魔に似た姿になる。

霊子で出来た槍を作ることも可能。作中ではこれを刀代わりに使い攻撃と防御をしていた。

攻撃速度は黒崎一護虚化してもなお、防御やダメージを削るだけでやっとになるほど速く、全く勝負になっていないほど。

刀剣解放第二階層

更には破面、ひいては十刃の中で唯一、刀剣解放第二階層(レスレクシオン・セグンダ・エターパ)が可能。作中では全身から黒く禍々しいオーラを放ち、帰刃形態から徐々に変貌していった。

この力の解放時にはたとえ卍解状態の死神でも目視出来ないほどの速力と、1段階目とは比較にならないほど強大かつ異質な霊圧を得ることができる。

その攻撃速度は一護に防御の隙すら与えず、戦闘というより処刑になっているほど。

斬魄刀から直接、刀剣解放第二階層を解放することも可能だと思われるが、その場合は斬魄刀をどういう構えにするのかは不明。

なおこの2段階目の解放についてウルキオラ自身は「この姿は藍染様にもお見せしていない」と語っていたが、実際は藍染惣右介には(第二階層を知っていたかは不明だが、少なくとも奥の手があることには)既に気付かれており、一護の完全虚化を覚醒させるための当て馬にされていた。

また、大抵の破面がの仮面を剥がされる最中に超速再生の能力を失ってしまうことが多いのだが、超速再生能力を失わなかった希少種で、脳と臓器以外(眼球も分類は臓器だが再生する模様)は破損しても瞬時に再生することができる。

  • 黒虚閃(セロ・オスキュラス)

解放した十刃が放つ黒い虚閃。

描写的には最強の虚閃のように見えるが、最強の虚閃ではない。

一護の虚化を一撃で解除させボロボロにする威力を誇るが、完全虚化一護には手も足も出ず彼のただの虚閃に逆にかき消された。

完全虚化一護に最強の虚閃である「王虚の閃光」を使っていればもう少し善戦した可能性もあるかもしれない。

  • 雷霆の槍(ランサ・デル・レランパーゴ)

刀剣解放第二階層発動後に使用。

霊子で出来た槍を両手で作る。

槍投げをすることも、帰刃の時と同様、刀代わりに使うことも可能。

威力は目茶苦茶高いが肝心の槍投げの精度は低く、その為か作中では1回しか使われなかった。

一護の完全虚化に対抗する形で使用したが、素手で防がれ完封されてしまった。

このようにあまり使用されていない技ではあるが、前にも書いたようにその威力は驚異的。

作中では地面に着弾した際には核に相当する爆発が発生しており、それを見た雨竜が「あいつ…あんな技を何発も撃てるのか…!」と戦慄していた。

仮に被害を顧みずに連発していたら、大変な事になっていたのは間違いないだろう。

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