Re:Unknown_X
うんえいからのちょうせんじょう
まらしぃによる「アンノウンX~Unfound_Adventure」のアレンジ楽曲。
2022年10月13日に東方ダンマクカグラにて実装された。同月28日にサービス終了を迎えるダンカグの最後を飾る、運営からの「挑戦状」である。
難易度
それは上述の通り10月13日、更新データと共にプレイヤー達に届けられた。
なんとHARDの時点で既に24、EXTRAでは28と、これまでのどの楽曲よりも高い難易度を誇り、最も難しいLUNATICに至っては数字で表記されておらず、「X」となっているという、ユーザーの誰もが動揺しかねない恐ろしい楽曲だったのである。
しかも、サ終告知のダンカグ通信最終回でも予告こそあったものの、当初の想像を軽く抜き去るレベルの譜面構成に数多くのプレイヤーは手も足も出ないままゲームオーバーにされたという。
青ノーツ、緑ノーツラッシュ、ノーマルノーツの超密度連打、ソフラン地帯など、これまでのダンカグの高難易度譜面の難しいところを片っ端からかき集めて融合させひとまとめにしたような恐ろしい譜面で、
あまりの難易度に、あのビートまりお氏が匙を投げ、スマートフォンやアーケードの音ゲーの並み居るボス曲達と比較しても、「商業音ゲー史の最難関枠」と評するに相応しい位置に属していると言っても過言では無い。
低速地帯から急加速して飛んでくる発狂の超高速階段は、「End time」を彷彿とさせる猛烈なもので、並大抵のユーザーでは判定強化を持ってしても繋ぐことは叶わないだろう。
誰が呼んだか「ラスボス」「みんなのトラウマ」。
サービス終了間近であるからこそ、この難易度で実装することができたのだろう。フルコンを達成するには、本当に「人間をやめる程度の能力」が必要になるかもしれない。
三日間フルコンを達成した人物が現れていなかったが、2022年10月17日にそふらch氏が初めて判定強化無しでフルコンを達成した。(オートまたは判定強化でALL BRILLIANTした動画は先にYouTubeに上がっている。)
そしてサービス終了まで残り十日、遂に初めて判定強化無しでALL BRILLIANTを達成した者が現れた。
その名は、REN。彼は生ける伝説となったのだった……。
なお、判定強化込みでなんとかクリアできた人は
- HARDで17,770人、フルコン539人
- EXTRAで29,376人、フルコン61人
- LUNATICで18,280人、フルコンはまさかの4人とAB達成12人
- LUNATICの無強化ALL BRILLIANT達成者はたったの2名(RENと狂#)
というデータが生配信にて明かされた。
ダンカグユーザーが約10万人というのを踏まえるとどれだけ恐ろしいのかがおわかり頂けるだろう。
余談
難易度が異次元だが、曲そのものはまらしぃ氏の超絶技巧によるピアノとそれを盛り上げるオーケストラ風音楽により神曲と絶賛されるほど。
ただプレイとなると聴き入っているヒマがなかった。カグラ設定をいじってオートで再生すれば聴くことはできるがそのためにはクリアが一度は必須であるため、どの道一回は運営の挑戦状に勝たなければならない。
最もそれもサ終までの残り15日で達成せねばならなかったが回復特化や判定強化特化にすればなんとか攻略できる。
最後の楽曲と新たな幻想
ファンタジア・ロストティザートレーラーにて、BGMにこれが使われた。
PV(というかキャッチコピー)の内容がかなり不穏だったのもあるが、ダンカグ最後の曲で新たなダンカグを告知するというスタイルには称賛のコメントが多く見られた。