コンス
こんす
古代エジプト神話に登場する、月を司る男神。
曖昧さ回避
概要
古代エジプトの神話に登場する神で、テーベのアメン神とムト女神の息子。名前はさまよいあるくもの、横切るもの、神の月の目といった意味を持つ。
月を司るとされる他、新生児の守護神ともいわれた。月の船を所持しており、月はコンスが移動する様子を表す。
容姿
ミイラのようなボディに高貴な少年or隼の顔をしており、幼少時の髪型である巻き毛を頭部の横に付けている。
また横倒しの三日月に満月が載ったオブジェを頭のてっぺんに乗っけており、これが夜の神を演出する。
コンスのご利益
満月の時は癒しの神であり、三日月の時は鋭利な刃物で邪気を祓う。そしてコンスが三日月を輝かせると、牛が肥沃になり、空気が清められるという。
所有元素は大気と大地。
シェセム神とワイン作りをしている話もあるが、それは神罰として罪人の頭を搾って作った血の滴るワインである。