概要
埼玉県浦和競馬組合が浦和競馬場で施行する南関東SⅢの重賞競走である。ダート1400mで争われる。
競走名は、当時サギの営巣地となっていた鷺山(現:さぎ山記念公園。さいたま市緑区上野田)に由来する。
1962年に南関東所属のサラブレッド系3歳馬によるダート2000mの重賞競走開設記念として創設。1965年(第4回)から現在の名称に変更、1978年(第17回)から1900メートルに短縮された。1996年(第35回)は10月に実施された。1998年(第36回)からは施行時期を年度末に移行、距離も1600メートルに変更され春のクラシック路線に向けてのステップレース的な位置づけの競走となった。2007年(第45回)から更に大幅に競走条件が変更され、牝馬限定の別定短距離重賞となった。
1968年(第7回)は12頭立てで番組が発表されていたが、直前に起きた浦和騒擾事件の影響を受け当日全競走が取り止め。1975年(第14回)は馬流行性感冒(馬インフルエンザ)のため開催が中止された。
2011年は東日本大震災復興支援競走として施行された。
2015年より南関東限定戦から地方交流競走に、競走条件も「3歳以上牝馬」から「4歳以上牝馬」にそれぞれ変更される。
競走条件
出走条件
サラブレッド系4歳以上牝馬、地方全国交流。トライアルの「ティアラカップ」で上位2着までに入った馬とマリーンカップ上位5着内のうちの南関東所属上位2頭に優先出走権がある。
負担重量
別定
優先出走権付与
優勝馬には川崎の優先出走権が付与される。