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概要

帝国陸軍最後の制式戦闘機。

略称・呼称は五式戦。開発・製造は川崎航空機

三式戦闘機がエンジン未装備(液冷エンジンの生産が遅滞していた為)の「首無し」状態で最高230機ほど工場内外に並ぶという異常事態となったため、三菱重工の空冷エンジン「ハ112」(別名・「金星」。)を換装したもの。

1945年(皇紀2605年)に制式採用したため五式戦闘機と呼称された。

現存機

世界唯一の現存機がイギリスのイギリス空軍博物館ロンドン館に保存展示されている。保存状態も良好で原形のエンジンが起動できるほどである。この機はシンガポールへ輸送の途中、カンボジアで終戦を迎え現地でイギリス軍に接収された物である。なお、この機は少数派であった涙滴型風防を備えた後期形である。

関連イラスト

別名

キ100:キ番号(試作名称)

本機固有の連合軍のコードネームは存在しない。

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