概要
エルデンリングの舞台、狭間の地に存在する存在。
狭間の各地、霊場にふわふわと彷徨う存在と説明されている。
「霊」とあるようにある意味で幽霊のような存在であり、死亡した人間の精神がクラゲとなって揺蕩っているらしい。霊ある所に死者ありと言わんばかりに、霊クラゲのいる所には墓場や洞窟、地下墓等のダンジョンの入り口がある事が多い。
また、基本的に群れるため一体見つけると近くにもう数体の霊クラゲが確認できる。若干発光しているため、夜になると灯りになってくれる。
柔らかい見た目だが思いのほか頑丈で、その頭を盾にすることもできるほど。
敵として
フィールドマップやダンジョンに普遍的に存在する敵モンスターの一種だが、基本的に敵対しない。触れても攻撃モーションに入ることは無い。
しかし、此方から攻撃を加える、敵の流れ弾に当たるなどで攻撃を受けてしまうと真っ赤に変色。毒液を吐く、触手で殴るなどのアグレッシブな攻撃をするようになる。
しかもその怒りは伝播する。
そして霊クラゲは群れる。
つまり、一体の霊クラゲを怒らせると、その場にいるすべての霊クラゲが一斉に敵対。大人しい無害な存在が一気に褪せ人の脅威となって襲い掛かってくる。
攻撃はどれも結構痛い上に毒液攻撃は毒状態の蓄積値を高めるので群れから一斉射撃を喰らうとHPが一気に減った所に毒のスリップダメージで死亡ということも起こりうる。
距離を離して時間が経つと敵対を解除するため、進みたい場所の霊クラゲを怒らせた場合は素直に逃げて落ち着くのを待とう。
ただ一部のエリアでは、どうしても敵対状態を解除してくれない非常に気の立っている霊クラゲの群れも存在する。
クラゲの盾
霊クラゲの頭をそのまま利用した大楯。こんなふわふわな見た目をして物理カット100%の優秀な盾。そして10以上が当たり前の大楯カテゴリーにおいて重量がたったの8と非常に軽いのが特徴。
「伝染する怒り」という戦技を持ち、攻撃力アップのバフを盾に付けることができる。この盾を装備した状態での祈祷や右手武器の攻撃にこのバフを乗せることが出来るため、火力ソースとして優秀。
欠点として防御値が低いのでめくられやすい事。ダガー持ち相手にこの盾で防御すると一瞬で致命リスクに陥る。
霊クラゲの遺灰
ふわふわと辺りを照らす霊体 遠い故郷を探す、泣き虫な少女のクラゲであり けなげに毒液を吐いてくれる
名をクララというらしい
褪せ人としての使命を受けて従者を連れて果敢に挑むも従者が全滅。一人生き残りボロ家で護りの中で閉じこもっている心折れた人物から受け取る事ができる遺灰。順当に進んだ場合、2番目に手に入る遺灰となる。
その見た目からは想像がつかないが非常に硬く、初見で無強化のマルギット相手に使ってもかなりのヘイトを買いつつも連撃に耐え続ける非常に頼れるタンク役である。
毒液による狙撃攻撃もあり、遠方に攻撃ができて生存力も高く、移動するのである程度追従して遠距離戦を仕掛けやすい等、使い勝手が極めて良い遺灰である。
フレーバーテキストから可憐ないい子であることもあり、他に強力な遺灰が手に入るまではお世話になった褪せ人も多いのではないだろうか。
こんな霊クラゲだが、生き別れの妹が存在しており、その妹と星を見る約束をしていたという。妹は名前をクラリスというらしい。
しかし、彼女は既に霊クラゲ・・・つまり死んでいるのだ。その妹と出会い、星を見る約束を叶えるのは絶望的だろう・・・
・・・あるいは褪せ人の力があれば、その邂逅は可能かもしれない。