概要
18世紀半ばに考案された星座で、イーゼル(画架)をモチーフとしている。
日本では非常に低い位置にあり、全体を見られるのは沖縄地方の北大東村以南にかぎられる。
領域狭い、明るい星もない、形も分かりづらいで目立たない星座だが、18世紀に作られた新入りどもは大抵そんなもの。それでも天球を区分けするためには隙間なく埋めておく必要があった(アルゴ座のようにデカ過ぎても逆に不便だし、既存の星座の陣地を拡大するわけにもいかない)ので、形が強引だろうと分かりづらかろうと何とかして穴埋めしなければならなかったのである。