概要
烏氷とは、漫画『ブルーロック』に登場する烏旅人と氷織羊の非公式ボーイズラブカップリングである。
関係性
二人には同じバンビ大阪ユース出身という共通点がある。
この作品において殆どの選手が初めましての中、最初から知り合いであり同じチームでもあった二人は、選ばれた選手の中でも数少ない珍しいコンビだ。
スピンオフ作品『ブルーロック-EPISODE 凪-』の2話では、ブルーロック招集直後、ユースのであろう同じジャージを着た二人が一緒にいる姿が見れる。
その後、本編206話でもユニフォームを着ている姿も公開された。
しかし、そのような共通点があるというものの実際に二人が会話しているであろうシーンはまだ数える程度しかなく、まともに会話していると断言できるシーンは第129話に描かれた、ただ一回のみである。
それ以前に氷織が烏について解説しているシーン等は描かれているが、余りにも少ない。そのたった一回の会話と連携だけで、果たして何人の方々が沼に落ちただろうか。その理由が分かる129話を是非その目で確かめて欲しい。
歳は烏の方が一つ上だが二人の会話からは年齢の壁を感じさせない。試合中に他の選手へ指示を出したり、声を掛けたりする姿がちらほら見受けられ、二人はどこか面倒見のいい部分もあるのだろう。
キャラブックでは烏のされたら喜ぶことに『放ったらかし』という情報が増えた。ちなみに、既に公開されている氷織の好みのタイプは『放置し合える人』だったりする。
最近は、氷織のプロフィール一つ一つに意味が含まれると想像に容易い現実が今本誌で起きてしまっている。
ネタバレ
※以降単行本未収録分を含む
第206話
念願である氷織の過去と烏との出会い、ユース時代の話が明かされた。
詳細はネタバレになるので省くが、出会いの時点で烏は氷織の事を非凡と認め、左利きのキックセンスがエロいと評している。
ここから分かるのは、
出会って早々に言っていたという衝撃的事実なのだ。
もしかしたら129話の時点では、烏も言い慣れていた言葉だったかもしれないし、氷織も聞かされ慣れていた故の返答かもしれない。つまりどういうことなんだ。
両親との噛み合わなさから絶望していた氷織に、少なくとも考え方の選択肢を与えたのは烏旅人、本人だ。背景に写る夕焼けの逆光から、氷織にとって烏が希望の光であることを祈り続けることが我々にとって現状出来る手段だ。
今後氷織がどういう結論を出すのか、そしてサッカーへどうやって向き合っていくのか、それらを知る機会が訪れる日も近いのだろう。
暫くは本誌への期待を高めていい頃合なのかもしれない。
ついに見届けさせてもらえる機会を与えてくれた公式に感謝。