合コンに行ったら女がいなかった話
ごうこんにいったらおんながいなかったはなし
概要
蒼川なな氏によるオリジナル漫画。
合コンに誘われた男子大学生三人組は店に訪れたが、そこにいたのはなんと超イケメン三人組!? ……と思いきや、実は男装した女子大学生だった。その六人の間で繰り広げられるBL風恋愛コメディ作品。
ガンガンONLINEで連載が開始されて書籍化も決定し、2021年2月12日より発売。既刊3巻。
実写ドラマ化が決定し、2022年10月20日より関西テレビとTOKYOMXで放送が予定される。「イケメンに見える女子」という設定を重視してか男装麗人側の演者は全員宝塚OGが演じることとなったが、OG故に全員三十代後半のため賛否分かれることとなった。
登場人物
(担当声優は公式PVより)
黒髪の短髪の男子大学生。
同じゼミの蘇芳に合コンに誘われて浅葱と萩とともに合コンに赴くものの、自身より遥かに端麗な男装女子たちの姿に困惑する。
その後は蘇芳とよく一緒に行動するようになるが、やはり所構わずに発するイケメンオーラに圧倒される日々を送る。
- 浅葱(あさぎ)(演:小西詠斗)
薄い茶髪の男子大学生。
裏表の無いのほほんとした性格で、常盤と萩がたじろぐような場面でも平然としている事が多い。
しかしその分場の空気を読まない言動もしばしば見られる。
藤の描いている漫画の資料モデルとして協力するようになり、販売ブースの手伝いなどもしている。
漫画の内容がR18な事は知らず、藤の事は純粋に漫画家として尊敬している。
- 萩(はぎ)(演:増子敦貴)
糸目の男子大学生。姉がいる。
二人に比べ女の子と仲良くなりたいという願望が強い。
そのため男にしか見えない女子たちが時折見せる乙女な一面にトキメキを感じる度に
自分は両性愛者なのかという疑念を抱き悶々としている。
黒髪の女子大学生。
男装BARで藤と琥珀とともにバイトをしており、他の二人共々かなりイケメン。
男装BARでは飄々とした王子様系だが、琥珀曰く「素の性格」。
常盤達と同じ大学に通い、常盤とは同じゼミ。バイト後に男装のまま授業を受けることがあり
その風貌で大学では学内に忽然と現れる謎のイケメン"SSRのプリンス"と噂されている。
常盤には同性の男友達のように接しており、あたふたする様子を見て楽しんでいる。
その言動はおよそ異性としての感情を感じさせないが、内心では常盤に深く惚れ込んでいるらしく、彼が他の女性と関わると嫉妬深い面を見せている。
当人曰くじわじわと外堀を埋めていくとの事。
実写ドラマ版では、大学院生設定になっている。
- 藤(ふじ)(演:瀬戸かずや)
紫髪の女子大生。
男装BARでは無気力系の設定だが、琥珀曰く「素の性格」。
漫画家(R-18のBLの同人誌)でもあり、ネタ作りに余念がない。
察しが良く、しばしば他のカップルが良い雰囲気の時は空気を読んだ行動で、距離を縮めるきっかけを作っている。
合コンで浅葱と意気投合し、彼にモデル(手やシチュエーションなど)してもらったり、同人誌の手伝いをお願いしたりしている。
実写ドラマ版では、演者が唯一40代なこともあってか、男装バーのオーナー兼店長という設定になっている。
- 琥珀(こはく)(演:如月蓮)
褐色肌に金髪の女子大生。
男装BARでは俺様系の設定だが、性格は真面目。蘇芳と藤の後輩若しくは年下なのか「さん」付けで呼び、敬語で話している。
女子三人の中では一番の常識人で、時折突拍子の無い言動に出る二人に対するツッコミ役でもある
合コンの後日、偶然に萩と出会い、彼の自分を気遣う姿を見て気になり始める。
実写ドラマ版では、ただの男装BAR店員となっており、女子大生設定はない。