ギバー
ぎばー
初登場:『【ストーリー】2章5話「命を削る力」【アニメ】【漫画】』(2021年6月13日UP)
「殺すのに苦しませる必要がありません。人間は正しさの為に自分の心を制御できない生き物です。だから、悪いのは彼ではない。悪いのは人間という生き物の本能なのです。」
性格・人物像
上記の記載の通り、何も変哲もない普通の人間であるが、「真っ先に自分の利益を優先させて他者から奪うだけの者」と「何かを受け取ったらそれ以上のモノを与えようとする者」を見抜ける能力を持っており、その力でプライドの高い吸血鬼や羊頭の女を従えている。
一見怪しい宗教団体のように見えるが、「自らが行動に移さないと、もっと多くの命が奪われる」という我々の世界でも問題となっている傍観者効果に真剣に向き合っているキャラクターと言える。
またギバー自身も、「自分が間違っているなら、ここで殺して止めても良い」と覚悟を決めている描写が見受けられる。
ストーリー編2章での活躍
- 5話『命を削る力』
初登場回。
カレコレ屋とトッププレデターが交戦中である事を羊頭の女から聞き、自分達も動こうとする。
- 6話『少女覚醒』・7話『双角王顕現』
ゼクスとの戦いで絶体絶命だったカゲチヨの前に突如乱入。
ゼクスは邪魔をしに来たギバーを殺そうとするが、彼女が当然彼にまとわり付き、羊頭の女の能力で昏睡状態に陥ってしまう。
カゲチヨに自分達の思想を明かし、自分達の味方につけようとするが、当然カゲチヨは拒否。
そして、自身がファミリア達に武器や情報を与え、トッププレデターと衝突させた支援者である事を明かし、「彼女達が死ぬだけで、何千という命が助かる」と涙を流す。
- 最終話『影落ちる時』
4話でのゼクスとの戦闘の際に、カゲチヨが予め研究所回りにウィルスを散布していた為、ファミリア達とトッププレデターの衝突を回避される。
しかし、その事を悔しがるどころか、「この先、カゲチヨが殺してくれる人数を考えれば何でもないわ」と喜び、仲間達と共にその場を離れる。
その後、トッププレデターの研究所の警備が緩くなっていた影響で研究者であるオバコンを殺害に成功、残っていた情報を回収。
「今はまだカレコレ屋とトッププレデターを衝突させる訳にはいかない。」と判断し、「シディがいずれカゲチヨより先に自分達の味方になり、そうすればカゲチヨも....」と意味深な事を言った。
サブストーリー編(アヌビス編)での活躍
- 最終話『最強の地球観光」
地球観光が終わり、異宙に帰ろうとするアヌビスの前に突如現れ、自分達の味方につける。
ストーリー編3章での活躍
- 1話『再始動』
さまざまな星を侵略してきたバルボアと仲間であることが明らかになる。
バルボアに、「地衝月まであと2週間、それまでに争闘結界を破壊する準備が出来ている」に進言した。
- 4話『突然の別れ』
バルボアによって破壊された争闘結界のダミーを用意し、「バルボア軍が攻めてくるまで人間どもは結界が破壊されたことに気づかない」と言った。
- 5話『クラスの日陰より』
2話のアヌビスの奇襲によって捕獲したシディとヒサメを、ゲイザーを使って能力を覚醒させようとする。
ヨーメイ過去編
本編に残された謎(考察)
カゲチヨが、心臓と脳を同時破壊しなければ死亡しない事を2章の段階で認知しているはずなのにバルボアに進言していない、何故かバルボアの見えないところでシディの覚醒を促すなど、上記の目的と照らし合わせるとバルボアは彼らを仲間にするための捨て駒にすぎないような伏線がある。
余談
名前の由来は、作中の行動から「giver(寄贈者)」であると思われる。