鏑木夫人は6年前に病死しているため現在はほぼこの二人の事を指す。
直接的な絡みは作中、ほとんど見られないが、虎徹の楓溺愛っぷりと父親との再会を心待ちにする楓の様子より離れて暮らしているとはいえ、お互いを常に気にしてる様子が伺える。
しかし楓も成長して色々物事を考えるような年齢になったのに対し、虎徹は彼女のそうした変化に気付かずいつも幼子をあやす様な対応をしてしまう。
また虎徹が自分の仕事を秘密にしている為に再三に渡って楓との約束を破る形となってしまい、結果親子関係に不協和音が生じていた。
17話で虎徹が里帰りした際は久々の再会となり些細な事から喧嘩をしてしまうが、楓のピンチを虎徹が救ったことにより二人の関係は修復されたかに思えた。
しかし20話にて虎徹が冤罪で逃亡者となった際に、祖母の安寿の口から父親が実はヒーローであった事を楓は知らされる。
まともに会う事が出来ず心がすれ違う虎徹と楓が一緒に描かれた作品は
二人がいつか解かり合える様にと心温まるものが多い。