概要
アンツィオ20mm対物ライフルとは、アメリカのアンツィオ鉄工所によって設計・販売された、アメリカ初の大量生産された対物ライフルである。
その名の通り直径20mmという巨大な弾薬を使用し、これは成人男性の親指よりも太い弾丸である。
なお、口径は三種から選べるが、代表的なのがこの20mm口径というわけである。
ボルトアクション式を採用しているために射撃ごとにコッキング動作が必要であるが、そもそもこんな代物を連射しようものなら
たちまち肩やら何やらがイカれてしまうこと請け合いであるため問題はない。
バレル先端にはネジが切られており、マズルブレーキかサプレッサーを装着することが可能である。
銃の全長は2.5m、全備重量は59kgにも及び、まさしく重厚長大といった代物である。
2006年から現在まで生産が続いているこの巨大な銃は、今も人々を魅了してやまない。