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ガリルの編集履歴

2012/05/28 19:37:55 版

編集者:iks

編集内容:その後追記

概要

イスラエル軍はこれまでFN FALを採用していたが、ある戦争での経験により小口径ライフルの必要性を感じ、IMI社に軽量で頑丈な命中精度の高い小口径ライフル、ガリルを開発させた。

設計者のイスラエル・ガリリは、イスラエルの過酷な環境を克服するために機関部を西側諸国ではなく、東側諸国のAK47をモデルにし、弾は西側に合わせるために5.56mmNATOを使用した。そのため、当時にしては少し異質なアサルトライフルが誕生した。

基本データ

全長979mm(ストックを広げた状態)~742㎜(ストックを畳んだ状態)
銃身長460mm
重量4325g
口径5.56mmNATO(一部7.62mmNATOを使うモデルも)
装弾数30発(NATO標準規格弾倉)・35発(標準)・50発(簡易支援火器として使う場合)

・・・ただし完成した翌年(1973年)、第四次中東戦争が勃発。

この時にアメリカからの支援物資(?)としてM-16の中古品が大量に導入されてしまい、

ガリルは全部隊に行き渡らないまま終わってしまう。

その後も『ガリルは重い(約4.3kg)』だの『値段が高い』だの言われてしまい、

イスラエル軍は輸入されたM-16の方を気に入ってしまった。

生産したガリルは輸出に回される事になった。

こちらはそこそこの成功を収めており、

主に南アフリカミャンマーなどの政治的に兵器を輸入し難い国に採用されている。

また、ジンバブエコンゴといった自然環境の厳しい国でも採用され、

AK47ゆずりの頑丈さを発揮している。

輸出用のガリルは現在も生産されており、世界各地で行われる兵器見本市にもよく出品される。

関連イラスト

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