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1 概要宮崎県出身の歌人。1885年生、1928年没。本名は繁
「旅と酒の歌人」として知られる。
代表的な歌に、
「白鳥は哀しからずや空の青海のあをにも染まずただよふ」
「幾山川越えさりゆかば寂しさのはてなむ国ぞ今日も旅ゆく」
「海哀し山またかなし酔ひ痴れし恋のひとみにあめつちもなし」などがある。
交流のあった文人に、萩原朔太郎、北原白秋、石川啄木らがいる。
32歳ころからアルコール中毒の症状が悪化し、死因もそれであった。
40歳の頃には「一日平均二升五合」を呑んでいたという。
そりゃ、死ぬわ。