マキューシオ
まきゅーしお
ウィリアム・シェイクスピアによる戯曲『ロミオとジュリエット』の登場人物。
曖昧さ回避
- ウィリアム・シェイクスピアによる戯曲『ロミオとジュリエット』の登場人物。本稿で説明
- 映画『ロミオ+ジュリエット』の登場人物。本稿で説明
- アニメ『ロミオ×ジュリエット』の登場人物。
『ロミオとジュリエット』のマキューシオ
主人公ロミオの親友である若手貴族。
ロミオの家系であるモンタギュー家に味方しており、それ故にモンタギュー家と対立するキャピュレット家を快く思っていない。
中盤でキャピュレット家のティボルトに挑発に乗せられる形で決闘して刺殺されてしまった。
結果的にモンタギューとキャピュレットの対立に巻き込まれたマキューシオは死に際に両家の破滅を願うような呪詛の言葉をロミオに言い残していた。
死後、ロミオは親友の仇を取るためにティボルトを殺害して街から追放され、ヒロインのジュリエットが破滅への道に突き進む等、マキューシオの死を皮切りに物語は一気に暗くなってしまった。
『ロミオ+ジュリエット』のマキューシオ
『ロミオとジュリエット』を現代風にアレンジした映画の登場人物。
大筋こそ原典を準拠しているが、人物像が黒人で仮装パーティーに参加するシーンでは女装姿を披露していた。
中盤ではロミオを庇う形で割れたガラスを手に持ったティボルトに腹部を刺されて命を落とした。
なお、ティボルトは不本意な形でマキューシオを手にかけた事に罪悪感を感じたのか、気まずそうな表情を浮かべながら退散していた。