「わたしの理想を込めたの。威厳があって優しくて志が高い王様。」
概要
デデデでプププなものがたりの12巻から登場。「絵の修行のためにポップスターにやって来た人間の女の子」と説明されている。
カービィやデデデの落書きを大量に描いてあげたが、実体化したキャラは修行不足のせいで言うことを聞かず、トラブルを助長させていた。
この時はまだカービィ64は発売されていないのだが、名前は「アド」で、容姿は「アドレーヌ」であった(任天堂側から資料をもらって描いたとのこと)。『星のカービィ64』の発売後は名称も「アドレーヌ」になった(ただしアドと呼ばれるシーンもある)。また後年に発売された作品集では、名前はすべて「アドレーヌ」に直されている。
前述の資料に沿ってカービィのことは「カーくん」、デデデ大王のことは「デデの旦那(もしくはデデデの旦那)」と呼ぶ。
相違点としてスモックのボタンのデザインが○ではなく×になっている。
キャラとしては常識人のしっかり者。
リボンの登場で一時期出番が減ったが、後にリボンの出番が減ったことで相対的にアドレーヌの出番が増えていった。
劇中ではカービィとの絡みが多く、カービィから「有名学校の入学試験に受かるための家庭教師」を頼まれるなど信頼されている(ただしカービィに集中力がないためご破算となった)。
カービィと絡みがありながら被害をまったく受けていない希少なポジションである。
好みのタイプはイケメンとのことだがカービィの顔が好きなようで、能力で生み出した人間のボディをカービィの下半身にして「人間の男の子との疑似デート」を楽しむ一幕も。
しかしカービィを巡ってチュチュとの取り合いになってしまう。しかもカービィが調子に乗って二人と付き合うといったことでアドレーヌもチュチュも激怒してしまった。
…………というところまで疑似デートであり、すっかり楽しんだアドレーヌとチュチュはカービィを置き去りにして立ち去って行った。弄ばれたカービィはデデデたちに慰められるのだった。
デデデからも何が何でもバレンタインのチョコがもらいたいと目を付けられ、異性としてアピールされてしまう(リボンはちっちゃい、チュチュは気が強いから断られるということでアドレーヌになった)。しかしカービィの勘違いでドタバタするだけになり、デデデのアピールはアドレーヌにまったく届かなかった。結局、カービィのせいで入院したデデデにアドレーヌがお菓子の詰め合わせを送るという形でお見舞いのチョコが送られた(ただしカービィに食べられた)。