インフェルノ(学校の怪談)
がっこうのかいだんのいんふぇるの
映画『学校の怪談』に登場する妖怪。
演:佐藤正宏
概要
旧校舎を掃除していた用務員クマヒゲの幽霊に取りついていた蜘蛛の妖怪。校則に厳しく、廊下を走っていると「廊下を走るなぁ!!」と怒鳴りつける。学校全体が彼の活動場所であるが、特に用務員室を「自分の城」といっており、そこを犯す侵入者には有無を言わさず鬼気迫る表情で襲い掛かってくるなど縄張り意識が強い。
お化け達に襲われて逃げ惑った子ども達が校舎内を散らかした事に怒って体が次第に変貌、目玉と一体化した眼鏡を踏み潰されたことで完全な怪物と化して子ども達に襲いかかった。他のお化けとは違いクリーチャー的なデザインで、体にミイラ化したクマヒゲの顔が付いている。
最後は他の妖怪達と一緒にハニ太郎に封印され、インフェルノの支配から解放されたクマヒゲの幽霊は「廊下は走るなよ!」と優しく注意しながら、旧校舎へ消えていった。
余談
元々の名前は「用務員フェルノ」になる予定だったが、用務員に対する職業差別に繋がるという意見からこの名前になった。