当番の仕事
- 給食着に着替え・手洗い
- 給食室（センター方式の場合は食缶置き場）から食缶や食器を各教室へ運ぶ。
- 配膳台の上に並べる。（通常配膳台の位置は教室前方の黒板の前だが衛生上良くないことから、廊下や教室後方の場合もある）
- クラスの生徒へ配膳する。（待機生徒がトレーをとり盛りつけられた器を受け取るセルフ方式が多いが、当番が座って待つ待機生徒の机へ直接配る方式もある）
- 食べ始め・食べ終わりの号令（日直が行う場合も多い）。
- 食べ終わった食器類を給食室（センター方式の場合は食缶置き場）に返す。
担当した週の週末に家で給食着を洗うのを忘れてしまい、次の週、再び給食当番を任されてしまうという苦い思いをしたりも。しかし、近年では徐々に給食着の共用を廃止して生徒の個人所有にする所が出てきている。
家庭で洗濯する際の柔軟剤等のにおいが、一部の児童生徒によっては健康被害となることや、衛生用品を共用することに対して不安の声があることなどを踏まえての判断だという。
給食当番はモブキャップ＋マスク＋白衣または割烹着という姿で配膳をするのが一般的であるが、当番以外でも学校などによってクラス全員が給食着を着用するパターンがあり、給食着を着たまま食べる学校もある。
また、食缶・食器の持ち運びで誰がやるのかで小競り合いになる事も。
ヘビーな順番で紹介する。
- 食器カゴ:小学生の場合、二人組で運ぶにも結構重い。給食当番で一番不人気。
- 丸缶(主に汁物):こちらも基本は二人組。教室へ運ぶ際は当番の中では責任重大のミッションとなる。バランス崩して転んだ日には…。分配で揉め事もあるのでそれも注意が必要。
- パン・ご飯箱:パンの日はすごい楽。ご飯の日は汁物よりはマシだが重い。しかも配膳が終わったら水を入れて残った米粒をこそがないといけない手間がある。
- おかず缶:イージーミッションだが、中身が大人気のおかずやデザートでもしも転んだ日には…その日はクラス中から徹底的に冷たい目で見られるだろう…油断は禁物である。
つまり、給食当番はお昼の最も重要な運搬作戦である。
