ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

ニコラ・テスラ(終ワル)の編集履歴

2023-08-04 15:50:37 バージョン

ニコラ・テスラ(終ワル)

しゅうわるのにこらてすら

『終末のワルキューレ』に登場するキャラクターの一人。

「さぁ・・・人類よ、共に行こう、未来へ」


概要

終末のワルキューレ』における発明家ニコラ・テスラ。本作ではオーストリア帝国出身となっている。

神対人類最終闘争(ラグナロク)の人類側の闘士として、ブリュンヒルデに選出された神殺しの13人(エインヘリャル)の一人で、第8回戦目にて天界一のマッドサイエンティスト・ベルゼブブと死闘を繰り広げる。


人物像

本作においても、現代まで実用されている科学技術を発明した天才科学者として知られている。その偉業から「人類史上唯一の魔法使い」と称され、史実では対立していたとされるエジソンもその才能を認めていた。

だがテスラ本人は自身の研究を『魔法』扱いされることや『魔法』という言葉を嫌っており、自分が使うのはあくまで科学であると明言している。


今回のラグナロクの発端となった、神々の人類を滅ぼそうという考えには、「創造の放棄」と言い反発している。


良くも悪くも好奇心旺盛な人物であり、戦いの最中でもベルゼブブの攻撃や能力を冷静に分析するだけで無く、彼の攻撃を受けて嬉しさから笑みを浮かべ、原理を調べたいからとベルゼブブに神器を貸してもらうよう頼むほど。その悪癖は他の科学者から研究オタクと称されている。さらにはネーミングセンスが途轍もなくダサい。そのダサさは仲間の科学者たちが赤面するか閉口してしまい、実況のヘイムダルすら試合中に「すさまじくダセェ」と漏らすほど。

また「科学において情報の秘匿は害悪でしかない」と豪語し、「新たに得た叡智は惜しげもなく共有することで人類は進歩してきた」と言い切る。そのためベルゼブブに自身の切り札である『テスラ・ワープ』の発動に必要な制約を看破された際には、寧ろ自らより詳細な発動条件を開示するという究極の教えたがりでもある。それが科学と人類に進歩をもたらすと信じているがゆえに。


過去


「人類(われわれ)はひとつなのだ」

      ニコラ・テスラ著「秘密の告白」より


オーストリア帝国(現在のクロアチア西部)のスミリャン村で出生し幼少期を過ごす。

5歳の頃には7つ上の兄のデン・テスラが村のお爺さんに頼まれた風車製作の工房に足繁く通っていた。

デンは自身の工房にゲマトリアゾーンと名付けていたが、どうにもニコラには不評だった(なお彼が持ってきた代案はハイパーゴッドハウスである)。

この頃から「失敗するから新たな発見が生まれる」「人類は失敗によって進歩してきた」と科学に強い関心と信念を持っており、風車製作に不安を抱いていたデンを勇気づけた。


だがある嵐の日にデンは風車の様子を見に行き、落雷によって風車もろとも焼かれてしまう。

村の誰もが彼の死を嘆き下を向く中、ニコラだけは「科学の中で兄は生き続ける」と信じていた。村民は彼の言葉を5歳の子供が健気に見せてくれた思いやりだと思っていた。


その後デンの風車は設計図通りに建設されたものの、なにか不具合があったのか全く動かなかった。その日からニコラは兄の遺した「ゲマトリアゾーン」に籠る日々が続いた。


6年後、ニコラはデンの設計図を改良し村民にもう一度チャンスを願い、風車を再建造してもらう。すると風車は命が吹き込まれたように動き出したのだった。わずか11歳の時の事である。


「ほら お兄ちゃんは生きてるでしょ?」


「ぼくらのなかでーーー」


「科学を受け継ぎ伝え続ける限り 生き続けるんだ」


以後ニコラ・テスラは世界へと飛び出し、生涯に渡り、死して天に召されてなお、研究を続けた…



戦闘スタイル

神器は九女ゲンドゥルが神器錬成した『-超人-自動機械B』

テスラ自身が天界での研究の末に完成させた理論を、ゲンドゥルを素材とする事で具象化させたアーマードスーツであり、ブリュンヒルデからは「人類が培ってきた科学の最高傑作」と称されている。

テスラ自身は他の人類代表とは違って突出した戦闘力は持って無いが、神器には左右の手の甲と胸部の計3か所に浮遊するテスラコイルが備わっており、テスラはこの装置と自身の知識・研究成果を組み合わせて戦う。


P.P.P(プラズマ・パルス・パンチ)

ゲンドゥルの魔力を電力へと変換し、超高圧電流を纏ったパンチを放つ。

一発でも直撃すれば火花と共に地面を容易く粉砕し、相手の体力の半分近くを奪うほどの破壊力を誇る。ただし、テスラ曰く「当たらなければ煙を撒き散らすだけのオーブントースターだ」とのこと。

一方でこの技が当たらなくても、後述の技への布石となる仕掛けが隠されている。


P.P.J.P(プラズマ・パルス・ジェット・パンチ)

片手のテスラコイルから生み出した電気エネルギーを噴射させて放つP.P.P。

主に奇襲や体勢の立て直しに使われる。


神々の監獄(ゲマトリア・ゾーン)

P.P.Pを何度も撃つことで『スーパーテスラ粒子』を空間に散布して『スーパーテスラ粒子』が大気中に満ちることで使用可能となる特殊な空間で、例えるなら「電流で編み込まれた金網デスマッチのリング」といった外観。四方9.63メートルの輝く檻の中では『スーパーテスラ粒子』が満ちたことで反重力システムが使用可能となり、浮遊状態となったテスラの挙動や攻撃は奇天烈で捕捉困難な代物と化す。

反重力システムによりたった一歩の踏み込みから最高速度で動く『零距離最高速(ゼロ・マックス)』をはじめ、左右へのスライドや急旋回、バックステップを変幻自在に行える『テスラ・ステップ』のほか、さらなる大技の発動も可能にする。

この空間内で反重力が利用できるのは、テスラ本人だけが知覚・理解しているとされる『スーパーテスラ粒子』の存在があるため。先述のP.P.Pによって散布された粒子とテスラコイルが反応することで、反重力が発生する仕組みである。


テスラ・ワープ

人類の夢の一つ「瞬間移動」を可能にする。かのフィラデルフィア計画と同じ理論で展開されるワープであり、発動には以下の条件が必須となる。


1:神々の監獄(ゲマトリア・ゾーン)内でのみ発動可能。テスラ曰く、「ゾーンの外に飛ぶととても危ない」(おそらくフィラデルフィア計画の惨劇のようなことが起きる)。

2:移動したい地点の「スーパーテスラ粒子」の濃度をあらかじめ高めておく必要がある。そのため攻撃を無駄に振るように見せかけて、大気中に散布されているスーパーテスラ粒子を引き寄せ集め濃度を高めることでマーカーとして機能する。

3:移動先の「スーパーテスラ粒子」と「スーパー・テスラ・コイル」を同期させること。この同期には63秒かかる。

4:1回のワープにつき「スーパー・テスラ・コイル」を1つ消費して発動する。そのため事実上使用できるのは3回まで。


制約こそ多いものの完全なワープは今まで本作において誰も行ってこなかった偉業であり、あらゆる状況から相手の虚を突き必殺の一撃をお見舞いできる非常に強力な機能だが、スーパー・テスラ・コイルを消費する都合上スーツに神器錬成したゲンドゥルにも損耗が発生し、万が一上限を超えて使用した場合はゲンドゥルと一蓮托生のテスラ自身も消滅することになる。


登場時の謳い文句

雷鳴轟く嵐の夜に生まれし

その"光の子"は


文字通り・・・

地球に灯りを点した!


人の限界を超えた頭脳は・・・

科学という名の

新たな魔法を生んだ!


想像から創造し

幻から実体を生み


人類を神へと

近づけようとした漢


人々はそいつを

畏怖と尊敬を込め・・・

こう呼んだ


人類史上唯一の・・・

魔法使い


ニ コ ラ


テスラァアアア!!


関連タグ

終末のワルキューレ ニコラ・テスラ

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました