概要
クルスの街のレジスタンスでリーダーを務めるアロンの孫娘。20歳。勝気で芯の強い女性。
パーティーの紅一点で、セリオスを慕っている様子から、王子のお相手だと思うプレイヤーが多かった。
仲間になれば最後まで一緒に戦ってくれるので、単純にゲームをプレイした者にとっては、女性で一番に思い出すのは彼女だろう。しかし男性陣に比べると、彼女が主体で活躍するエピソードが無く、ややインパクトが欠ける。
(一応、シルフィに一喝したり、色仕掛けで海賊に情報を聞き出したりとキャラを掘り下げる小さいエピソードはあるのだが)
キャラ性を掘り下げる系のイベントが一切ないディーナ姫でさえ、奴隷商人に売られ、たらいまわしにされる所で大きく印象付けていると言うのに惜しい所である。
忘れられた恋愛要素
恋愛エピソードとしては、「セリオスに想いを寄せている」という設定があり、婚約者の存在を知った時は動揺している様子を見せていたものの、ディーナ姫がさらわれた時にギルモアの虹に意識を奪われている一行に対して「そんな事よりディーナ姫はどうするつもり!?」と率先して心配していたり、最後二人の結婚式は笑顔で祝うなど、特に引きずってる様子はない。
80年代~90年代のゲームでは描写がはしょられて、エンディングでいきなり結婚したりするなど、唐突な展開が多々あるが、ソニアの場合もその典型例である。
リメイクが出ても特にフォローもなく、そういった点ではとても残念なキャラクターである。