曖昧さ回避
解説
アプリゲーム『ブルーアーカイブ』のイベントの1つで、春原シュンが幼女の姿になってしまったきっかけとなったイベント。
初回開催:2021年8月26日~9月9日
復刻開催:2022年9月21日 ~ 9月28日
梅花園の教官であるシュンが、サヤから受け取った「若返りの秘薬」を飲んで幼い頃の姿に戻ってしまった!
身体の変化に伴って心も幼くなってしまった彼女は、山海経のあちこちで様々なトラブルを起こしてしまい……!?
登場人物
春原シュン / シュエリン
「もう少しだけ、甘えさせてくれませんか?」
梅花園の教官。子ども達に振り回された疲れからふと、子どもの様に振る舞いたいと思ってしまうが、サヤからもらった「若返りの秘薬」が想定以上に効いたことで願いが叶ってしまった。
幼女になったシュンはシュエリンと名乗り、「シュンを探す」という口実で、先生と一緒に遊ぼうと考え、一緒に山海経中を周るが…。
幼女になったことで思考も少し子どもっぽくなっているが、豊富な経験からくる強かさでココナやキリノをあしらうことも。
薬子サヤ
「……ぼく様たち山海経の時々頼りない教官を、よろしく頼むのだ。先生。」
怪しげな薬の発明が得意な天才少女。今回は私服姿。
シュンに渡した秘薬が想定以上に利いたことに驚き、急いで作成した解毒剤をシュンに飲ませようとするが…。
春原ココナ
「……何だかすごく親近感があるんだけど、私たちどこかで会ったことある?」
シュンの妹。いなくなった姉を探していた。シュエリンが姉であることには気付けなかった。
人参が苦手、毎朝こっそり「背を高くするためのばんざい体操」をやっているなどがシュエリンにバラされた。
中務キリノ
「お任せください、迷子の面倒を見るのも、生活安全局の大事な職務の一つですから!」
ヴァルキューレ警察学校所属の警官。玄龍門と玄武商会の抗争の噂を聞きつけ山海経のパトロールに来ていた。
そそっかしいながらも、店で暴れる不良生徒を制圧したり、幼女の腕を掴んで無理矢理怪しい薬を飲ませようとする不審者二人組を捕らえたりといった活躍(?)を見せている。
余談
イベントタイトル前半および内容の元ネタはあまりにも有名な小説『ピーターパン』(あるいは同名のディズニー映画)。年を取らない子供たちが暮らす作中の土地「ネバーランド」は作品単体の枠を超えて知られており、原作小説においては成長=加齢の悲哀や子供の無邪気な残酷さが主要なテーマとして描かれる。
イベントタイトル後半の元ネタについては当初同じく有名小説の『ライ麦畑でつかまえて』ではないかと推察されていたが、のちにグローバル版で開催された同イベントタイトルは"Catch in Neverland"であり、同小説の原題"The Catcher in The Rye"と異なるニュアンスであった。
こちらの作品内容については当イベント内容とも(治安の悪さや特定のセリフを除いて)それほど関係が無く、偶然あるいは日本版独自にタイトルを揃えただけであったのかもしれない。
あるいは、正反対の因果関係として「日本版の時点ではたしかにタイトルの元ネタであったが、グローバル版ではあえて変更した」とも推察可能である。仮に日本版準拠でイベントタイトルを設定すれば"The Catcher in Neverland"となり、特に英語圏では過激な内容で知られる同小説のイメージ・英文としての字面・かつてとある有名人の小児性愛疑惑において渦中となった現実の施設としてのNeverland・(やむを得ない流れとはいえ)嫌がり逃げる女児(の姿をした生徒)を追い掛ける当イベント内容などの総合的な組み合わせが問題視に繋がる(小児性愛者による性犯罪の隠喩と捉えられる)致命的なリスクを避けたのかもしれない。