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帝江の編集履歴2023/10/07 17:31:14 版
編集内容:本文一部修正

概要*

山海経』の「西山経」に記載される怪獣。

黄色い袋のような体型をしており、頭どころか目鼻も口もない。そして短い6本の脚、小さな4つの羽が生えている。

そんな見た目だが霊鳥神様)であり、「よく歌舞を知る」とされる通り音楽に詳しいらしい。きっと歌って踊れるタイプなのだろう。

 

豊富な鉱脈を持ち玉石を産する「天山」という山に棲み、現われるときには火のような紅い光を放つという。

その顔は混沌としていたと描写されたことから、後代には舜帝によって中原の四方に追放された四の邪神・四凶渾沌と同一視された。

だが渾沌は毛深い犬のような姿をしているとされ、似ても似つかないが、中国の神話学者・袁珂氏は帝江のほうが本来の姿であるという説を唱えている。

なお中国語ではディジアンディージアン(Dìjiāng)と呼ぶ。

また中国を統一した五帝の1人である「帝鴻氏」と同一視される事もあり、一説には光の精霊であり、自然霊だという。諸説が混沌としていてなんだかよくわからんヤツである。

 

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