概要
1892年にホームスタジアムのアンフィールドのオーナー、ジョン・ホールディングは、当時アンフィールドを本拠地として使用していたエヴァートンに対して施設使用料の値上げを要求したが、エヴァートンはこれを拒否し現在のグディソン・パークへの移転を決定したことから新たなサッカークラブを設立することを決め、その名前を「エヴァートンFC・アンド・アスレティック・グラウンズ・リミテッド」(Everton F.C. and Athletic Grounds Ltd. 、略称: エヴァートン・アスレティック Everton Athletic)としたが後に改め、、1892年3月15日に「リヴァプールFC」と全く新しい名前のクラブを創立。
1960年代半ばから80年代にかけて、3連覇(1981-82、1982-83、1983-84シーズン)達成を含むフットボールリーグ優勝13回、UEFAチャンピオンズカップ(現在のUEFAチャンピオンズリーグ)優勝6回など、40以上のタイトルを獲得した。イングランドだけでなく欧州の舞台でも活躍した1970年代以降の約20年間については “黄金期” と称される一方で、ヘイゼルの悲劇、ヒルズボロの悲劇という2つの大きな事件を引き起こしている。
日本人は南野拓実が2020-2022年まで在籍していた。現在は遠藤航が2023年から在籍。
また女子部門「リヴァプールFCウィメン」は1989年にニュートンLFC(Newton LFC)として創設され、1991年にノウズリー・ユナイテッドLFC(Knowsley United WFC)に改名を経て1994年に傘下に入れた。